- 2014年07月10日(木)
「ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII」DVD&Blu-rayのココがすごい vol.4/五右衛門シリーズはすごい!編
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みなさま、こんにちは。
イーオシバイスタッフの木南です。
さて、刻一刻と「ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII」DVD&Blu-rayの発売日が近づいておりますが、
ご予約はお済みでしょうか?
今回は、「んー、過去の五右衛門のDVDは持ってるけど、今回はどうしようかな〜」とお悩みのアナタに、
五右衛門ロックシリーズとしての「ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII」DVD&Blu-rayの魅力を
お届けしたいと思います。
コマ劇場と言えば、数々のトップスターが公演を打ってきた伝統ある劇場です。
そこに、ドーン!と大きな五右衛門看板が掲げられ、歌舞伎町の話題をかっさらいました。
その時の様子がこちら↓
歌舞伎町ど真ん中に、なんて似合うんでしょうか(笑)。
こうして、釜ゆでされた史実を覆して生まれた劇団☆新感線の石川五右衛門(古田新太)が、
今はなきコマ劇場を大きく揺さぶりました。
その2年後、2010年。
再び五右衛門が現れました。
今度はなんと、遠く海の向こうで大活躍!
『薔薇とサムライ』です!
天海祐希さん演じるアンヌと、五右衛門の2大ヒーローが共演!
アンヌは女性なのでヒロインじゃないかって?
いえいえ、ご覧いただきましたらお分かり頂けると思いますが、
私はあえてアンヌも「ヒーロー」と呼びたいのです!
閑話休題。
こちらの作品でも、五右衛門は様々な人に慕われ頼られる人気者。
強いし、悪を許さないし、かっこいいし、頼りになるし、ほんと正義の味方!って感じなのに、
盗賊ですからちょっとした悪い面もあるけど憎めない。悪いって言うよりも…悪ふざけ?(笑)。
そしてその3年後、三たび五右衛門が現れる!
それが『ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII』。
日本に戻ってきて、登場人物がガラッっと変わると思いきや、
なななんと、過去二作品の登場人物が現れるのです!
ペドロ・モッカ(川平慈英)とともに、タタラ島にあるお宝《月生石》を手に入れて欲しいと五右衛門に頼んで、
結局痛い目に遭う南蛮人。
まさか再び日本へやってくるとは…。
懲りない男です。
そして二作目『薔薇とサムライ』から高田聖子さん演じるマローネ(アバンギャルド侯爵婦人)が、遠くジパングにお宝求めてやってくる!
そばには同じく『薔薇とサムライ』に登場していたエスパーダ(川原正嗣)を従えて…。
そんなアビラとマローネが今回は手を組んで、五右衛門と再び対峙します。
この二人は根っからの悪役なんですけれど、なーんか憎めない可愛さがあるんですよね(笑)。
↓
ところがその悪巧みがコルドニアに伝わり、『薔薇とサムライ』ファンのみなさんも大好きなシャルル王子(浦井健治)が五右衛門に危険を知らせにやってくる!
この時点ですでに4人も過去二作品の登場人物が出てきます。
「すでに」というか、主だったところはこの4人なのですが…。
まだまだおります!
なんと、一作目で五右衛門を釜ゆでにすることを命じた前田玄以(逆木圭一郎)も登場します。
それから、あの人も…
おっと、ここまで!
あとは観てのお楽しみです!
一幕は謎を解いて解いて解きまくる!…心九郎(三浦春馬)が!
解いた謎を歌い踊りながら解説する!…心九郎が!
見事な推理で、お宝探しを完璧にこなす!…心九郎が!
若くて、突っ走っていく心九郎。
そんな心九郎を見守りながら助ける五右衛門の大人の男の魅力といったら!!
一幕は様々な登場人物が出てきますが、それぞれの登場人物の立場や考えなどから、
誰が悪くて誰が良い人なのかが良くわかる話になっています。
悪そうな人はそのまんま悪い人。
良い人っぽい人はそのまんま良い人。
登場人物がそれぞれ長い人生を歩いてきた結果なのですが、その過程を全て語っていると、
お芝居の範疇を超えるであろう時間になってしまいます。
そこを本作品では、見事に一幕でわかるようになっています。
普段、舞台を見慣れない人でも、もう見た目からして、
悪そうだったり、お金持ちそうだったり、賢そうだったりというのが分かります。
そして二幕では、一幕は考えもしなかった、予想を裏切る展開で話は進みます。
けれどもそれは、一幕でしっかりと描かれているからこそ、ガラリと変わった展開であるにもかかわらず、感情移入をして観ることができます。
一幕で歌い踊りながら謎解きをしていた理由を語る心九郎。
心九郎の心の闇に気が付き、その謎を盗もうとするお銀。
蜂ヶ屋善兵衛(村井國夫)とマローネたちの悪巧みを阻止しようとする五右衛門。
そして、探し続けていた真のお宝とは…。
ハラハラドキドキしながら、恋愛にときめいたり、一緒に謎解きを楽しんだりと、
とにかく盛りだくさんの物語です。
パンクあり、ロックあり、ポップあり、ミュージカル調あり、歌謡曲あり、童謡あり…
さまざまな曲で成り立つ本作品。
「えっ!?それなのに“PUNK”なの?」とお思いのみなさん。
音楽はもちろんですが、『ジパング・パンク』は作品そのものがPUNKなのです!!
一見、優男の心九郎の若く熱い反骨精神。
五右衛門と盗賊たち、そしてお銀(蒼井優)らの権力に立ち向かう姿勢。
そして、全力を尽くして遊びを楽しみ隣国までものにしようとする豊臣秀吉(麿 赤兒)。
「えー、でも、ミュージカルって、突然歌うんでしょう?
苦手なんだよなぁ…」
というみなさん。
本作品では、心九郎が歌うのには理由があります。
そんな彼とは反対に、理由とかタイミングではなくて、
とにかく歌を歌いたがるシャルルがいます。
物語に必要な童謡もあります。
日本に昔から根付いている、炭坑節のような穴を掘る人たちが唄う歌があります。
「えー、でもやっぱミュージカルっぽいのが好きなんだけど…」
というみなさん。
もちろん、ミュージカルとしての完成度は素晴らしいです。
パンク・ロックを中心に、シーンごとにあらゆる曲調の音楽で歌い踊りますが、
その歌詞は森 雪之丞さんが心情と物語を見事に表現し、更に岡崎 司さんが曲をつけ、
より一層深く心に響く、極上のミュージカル作品に仕上がっています!
とにかく「音楽」が好きというみなさんに、超オススメなのが、『ジパング・パンク〜五右衛門ロックIII』なのです!
音楽に関しては、ゲキ×シネ公開時にご紹介いたしました、こちらの「ゲキ×シネZIPANG PUNK〜五右衛門ロック3<其の二・音楽絵巻>」もぜひご覧になってみてください!
…全部!!
ということで、全力でオススメさせていただきました、
『ジパング・パンク〜五右衛門ロックIII』DVD&Blu-ray。
ぜひともご覧くださいませ。
イーオシバイスタッフの木南です。
さて、刻一刻と「ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII」DVD&Blu-rayの発売日が近づいておりますが、
ご予約はお済みでしょうか?
今回は、「んー、過去の五右衛門のDVDは持ってるけど、今回はどうしようかな〜」とお悩みのアナタに、
五右衛門ロックシリーズとしての「ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII」DVD&Blu-rayの魅力を
お届けしたいと思います。
「五右衛門ロック」というシリーズ
2008年に新宿コマ劇場にて上演された『五右衛門ロック』。コマ劇場と言えば、数々のトップスターが公演を打ってきた伝統ある劇場です。
そこに、ドーン!と大きな五右衛門看板が掲げられ、歌舞伎町の話題をかっさらいました。
その時の様子がこちら↓
歌舞伎町ど真ん中に、なんて似合うんでしょうか(笑)。
こうして、釜ゆでされた史実を覆して生まれた劇団☆新感線の石川五右衛門(古田新太)が、
今はなきコマ劇場を大きく揺さぶりました。
その2年後、2010年。
再び五右衛門が現れました。
今度はなんと、遠く海の向こうで大活躍!
『薔薇とサムライ』です!
天海祐希さん演じるアンヌと、五右衛門の2大ヒーローが共演!
アンヌは女性なのでヒロインじゃないかって?
いえいえ、ご覧いただきましたらお分かり頂けると思いますが、
私はあえてアンヌも「ヒーロー」と呼びたいのです!
閑話休題。
こちらの作品でも、五右衛門は様々な人に慕われ頼られる人気者。
強いし、悪を許さないし、かっこいいし、頼りになるし、ほんと正義の味方!って感じなのに、
盗賊ですからちょっとした悪い面もあるけど憎めない。悪いって言うよりも…悪ふざけ?(笑)。
そしてその3年後、三たび五右衛門が現れる!
それが『ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII』。
日本に戻ってきて、登場人物がガラッっと変わると思いきや、
なななんと、過去二作品の登場人物が現れるのです!
『五右衛門ロック』と『薔薇とサムライ』からの登場人物
『五右衛門ロック』に登場していたアビラ・リマーニャ(右近健一)。ペドロ・モッカ(川平慈英)とともに、タタラ島にあるお宝《月生石》を手に入れて欲しいと五右衛門に頼んで、
結局痛い目に遭う南蛮人。
まさか再び日本へやってくるとは…。
懲りない男です。
そして二作目『薔薇とサムライ』から高田聖子さん演じるマローネ(アバンギャルド侯爵婦人)が、遠くジパングにお宝求めてやってくる!
そばには同じく『薔薇とサムライ』に登場していたエスパーダ(川原正嗣)を従えて…。
そんなアビラとマローネが今回は手を組んで、五右衛門と再び対峙します。
この二人は根っからの悪役なんですけれど、なーんか憎めない可愛さがあるんですよね(笑)。
↓
ところがその悪巧みがコルドニアに伝わり、『薔薇とサムライ』ファンのみなさんも大好きなシャルル王子(浦井健治)が五右衛門に危険を知らせにやってくる!
この時点ですでに4人も過去二作品の登場人物が出てきます。
「すでに」というか、主だったところはこの4人なのですが…。
まだまだおります!
なんと、一作目で五右衛門を釜ゆでにすることを命じた前田玄以(逆木圭一郎)も登場します。
それから、あの人も…
おっと、ここまで!
あとは観てのお楽しみです!
ストーリーがすごい!
さてさて、こうして一作目と二作目を経て書かれた本作品。ますます面白いことになっています。一幕は謎を解いて解いて解きまくる!…心九郎(三浦春馬)が!
解いた謎を歌い踊りながら解説する!…心九郎が!
見事な推理で、お宝探しを完璧にこなす!…心九郎が!
若くて、突っ走っていく心九郎。
そんな心九郎を見守りながら助ける五右衛門の大人の男の魅力といったら!!
一幕は様々な登場人物が出てきますが、それぞれの登場人物の立場や考えなどから、
誰が悪くて誰が良い人なのかが良くわかる話になっています。
悪そうな人はそのまんま悪い人。
良い人っぽい人はそのまんま良い人。
登場人物がそれぞれ長い人生を歩いてきた結果なのですが、その過程を全て語っていると、
お芝居の範疇を超えるであろう時間になってしまいます。
そこを本作品では、見事に一幕でわかるようになっています。
普段、舞台を見慣れない人でも、もう見た目からして、
悪そうだったり、お金持ちそうだったり、賢そうだったりというのが分かります。
そして二幕では、一幕は考えもしなかった、予想を裏切る展開で話は進みます。
けれどもそれは、一幕でしっかりと描かれているからこそ、ガラリと変わった展開であるにもかかわらず、感情移入をして観ることができます。
一幕で歌い踊りながら謎解きをしていた理由を語る心九郎。
心九郎の心の闇に気が付き、その謎を盗もうとするお銀。
蜂ヶ屋善兵衛(村井國夫)とマローネたちの悪巧みを阻止しようとする五右衛門。
そして、探し続けていた真のお宝とは…。
ハラハラドキドキしながら、恋愛にときめいたり、一緒に謎解きを楽しんだりと、
とにかく盛りだくさんの物語です。
音楽がすごい!
『ジパング・パンク』と、タイトルに「パンク」と入ってますが、音楽が全てパンクというわけではありません。パンクあり、ロックあり、ポップあり、ミュージカル調あり、歌謡曲あり、童謡あり…
さまざまな曲で成り立つ本作品。
「えっ!?それなのに“PUNK”なの?」とお思いのみなさん。
音楽はもちろんですが、『ジパング・パンク』は作品そのものがPUNKなのです!!
一見、優男の心九郎の若く熱い反骨精神。
五右衛門と盗賊たち、そしてお銀(蒼井優)らの権力に立ち向かう姿勢。
そして、全力を尽くして遊びを楽しみ隣国までものにしようとする豊臣秀吉(麿 赤兒)。
「えー、でも、ミュージカルって、突然歌うんでしょう?
苦手なんだよなぁ…」
というみなさん。
本作品では、心九郎が歌うのには理由があります。
そんな彼とは反対に、理由とかタイミングではなくて、
とにかく歌を歌いたがるシャルルがいます。
物語に必要な童謡もあります。
日本に昔から根付いている、炭坑節のような穴を掘る人たちが唄う歌があります。
「えー、でもやっぱミュージカルっぽいのが好きなんだけど…」
というみなさん。
もちろん、ミュージカルとしての完成度は素晴らしいです。
パンク・ロックを中心に、シーンごとにあらゆる曲調の音楽で歌い踊りますが、
その歌詞は森 雪之丞さんが心情と物語を見事に表現し、更に岡崎 司さんが曲をつけ、
より一層深く心に響く、極上のミュージカル作品に仕上がっています!
とにかく「音楽」が好きというみなさんに、超オススメなのが、『ジパング・パンク〜五右衛門ロックIII』なのです!
音楽に関しては、ゲキ×シネ公開時にご紹介いたしました、こちらの「ゲキ×シネZIPANG PUNK〜五右衛門ロック3<其の二・音楽絵巻>」もぜひご覧になってみてください!
で、結論としては何がオススメポイントなの?
え?…全部!!
ということで、全力でオススメさせていただきました、
『ジパング・パンク〜五右衛門ロックIII』DVD&Blu-ray。
ぜひともご覧くださいませ。