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こんにちは。
イーオシバイスタッフのウサ吉です。
初登場です。(どうでもいいか・・・)


というわけで、新企画のトップバッターは、ワタクシです!
よかったら最後までお付き合い下さいませ!!

ワタクシ、ウサ吉が皆さんにオススメしたいDVDはコチラ!!




あ、見えない!?

改めまして・・・、
コチラ!!




三谷幸喜作品の『コンフィダント・絆』です。
本作は、今年2013年に渡辺謙さん主演で上演された「ホロヴィッツとの対話」や、
2011年に上演された「国民の映画」等の海外芸術家シリーズの第一弾となった作品です。



ウサ吉は「ホロヴィッツとの対話」と「国民の映画」は舞台で観ておりますが、
「コンフィダント・絆」はDVDでしか鑑賞しておりません。

が、「コンフィダント・絆」がダントツで面白い!と思ったので、
ぜひ多くの方にこの面白さをお伝えしたい!と思い、
今回ご紹介させていただきます!



本作は、1888年のパリが舞台。

1888年ってどんな年?というと。

日本は、明治21年。 大日本帝国憲法が制定される前年。

そして、フランスは、翌1889年にパリ万国博覧会が開催される前年。
ちなみに1789年のフランス革命の100周年記念で万国博覧会が開催されることになり、
エッフェル塔が工事中という、そんな時代。

本作では、画家達が集うアトリエが舞台になっていますが、
そのアトリエの窓からは工事中のエッフェル塔が望めます。


イメージ写真(wikiより)


今は知らない人がいない高名な画家ゴッホ、ゴーギャン、スーラがただの貧乏画家だったころ、
彼らとシュフネッケルのアトリエにモデルとしてルイーズがやってきたところから物語は始まります・・・。



高名な画家!と、言い切りましたが、知ったかです・・・。




ゴッホは「ひまわり。耳切った。生前絵が売れなかったかわいそうな人。」
というざっくりした情報は知っていましたが、
ゴーギャン、スーラについては、ほわっとしています・・・。
なので、調べてみました!



まず、ゴッホ
オランダ出身で後期印象派の代表的な画家。
生前に売れた絵はたった1枚「赤い葡萄畑」だったと言われているが、
晩年には彼を高く評価する評論が現れていた。
弟・テオが送ってくれる金を画材とモデル代につぎ込み、
金銭的には常に困窮していたようです。


有名な「ひまわり」。   生前唯一売れた1枚と言われる「赤い葡萄」。


本作では、生瀬勝久さんが演じるゴッホ(35歳)。
画家としては天才だけど、人間としては器が小さくて生活力がなくて
大人になりきれていない、ダメッダメな人。



次に、ゴーギャン
フランスの後期印象派の最も重要かつ独創的な画家の一人。



絵を見れば、見たことがあるという感じでしょうか?
(っていうか、ウサ吉がそうなの・・・)

本作では、寺脇康文さんが演じる色男(40歳)。
四人の中で一番年上で、精神的にも大人。
生活力があり、女性の扱いもうまく、一番人間的にできた人。
ダメダメなゴッホの世話役でもある。



そして、スーラ
パリの裕福な中産階級の家庭に生まれ、点描という技法にたどりついた新印象派に
分類される19世紀のフランスの画家。




てんてんと筆を置いていくタッチは見たことがありました。
(でも、この絵がスーラってことは全く知らなかったです。)

本作では、中井貴一さんが演じるスーラ。
四人の中で、画家として一番頭角を現しているのが、この人。
いいとこの坊ちゃんらしく、本音を見せない。
実はこのとき29歳らしいのです!
実年齢がほぼ同じ役者四人の中で、中井さんがダントツ年下の役を
やっていることも面白いなーと思いました。



最後に、シュフネッケル
この人は、美術教師をしていて、いわゆる高名な画家にはなっていない普通の人。
ゴーギャンとは、美術学校アカデミー・コラロッシで学んだ友人で、
一時自宅に寄宿させていたことがあり、ゴーギャンによる「シェフネッケル家」
という絵画が残されています。


     自画像        ゴーギャン作 「シェフネッケル一家」(1989)


本作では、相島一之さんが演じるシュフネッケル(37歳)。
哀しいかな、自分と他の三人との才能の差が分からない凡人。
四人の中ではリーダー的存在で、仲間思いの本当にいい人です。



この四人が共同で借りていたアトリエに、ルイーズという
踊り子志望の女性がモデルとして入ってくることで、
恋が生まれたり、この四人の微妙な関係性が揺れ動きます。


中でも、ウサ吉が衝撃を受け、
やっっぱりこの作品面白い!!!!
って思ったポイントがこちら!





この時期、四人の中でスーラがちょっと頭角を現しているくらいで、
ほかの三人は似たり寄ったり、なかなか絵を買ってもらえない貧乏画家たち。

でも、一番の天才はゴッホで、
それが分かっているのは、スーラとゴーギャンなのです。

ゴッホは目に見えたものしか描かない、描けないと言っていた画家なのですが、
ある時、ルイーズをモデルにした絵の背景に「青色」を使うのです。

アトリエには「青色」という色彩がないにもかかわらず使う。
そして、その「青色」を使うことで、その絵が完璧になっている・・・。
スーラもゴーギャンも自分の絵にある程度の自信はあったにもかかわらず、
ゴッホのこの絵を見た瞬間、やはりゴッホが天才で、だから自分はそうではないことに
絶望するのです。


ゴッホが描いたルイーズの絵を二人が見たときの衝撃イメージ
※有名マンガ「ガラスの●面」の一コマではありません

一方、シュフネッケルは、ゴッホの絵の「青色」の良さが分からない。
むしろ、ゴッホは基礎ができていないから、「自分が教えてあげる」と良かれと思って言ってしまうのです。

その一言でゴッホをはじめ、後に高名な画家となる三人と、シュフネッケルとの間に、
隠していた思いが溢れ出る・・・。


芸術家の中で生まれる葛藤と嫉妬がとっても印象的な作品でした。


画家の世界だけでなく、演劇界にも、はたまた一般社会においても通じるのではないかと思います。

笑いあり、涙あり、恋あり、男同士の嫉妬あり、
三谷作品の真髄ココにあり!

ぜひオススメです!






三谷幸喜さんの作品は沢山あるけど、
ウサ吉は、他の三谷作品と比べるとどう思ったの?

例えば、私は「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」みたいにシチュエーションコメディの
代表作も大好きなんですけど、それはコメディにシフトしていて
笑いだけで人を楽しませる作品ですよね。
    「コンフィダント・絆」も、もちろん小ネタもあって笑えるんだけど、
    人間性も謳っていて、作品として厚みがあるというかバランスが
    とれている作品だなと思いました。

聞いた話によると、三谷さんがこの作品の事を語った時に
「自分はスーラだ」って言ってたらしいよ。

へー!そうなんだ。とすると、三谷さんにとっての
「ゴッホ」は誰なんだろう?

誰だろう!例えば野田秀樹さんみたいに著名な方とか、
あるいはゴッホみたいに、三谷さんだけが注目している凄い人とか?

私の勝手なイメージだと野田さんはゴーギャン(笑)
三谷さんにとってのゴッホは外国人な気がする!

あーそうかも!
何かのインタビューでものすごくチャップリンをリスペクトされていたし。
気になるねー!

そう言えば、「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」っていう、
スーラを描いたミュージカルがあったよね!
ソンドハイムが書いている。

penえっ知らない!そうなの?

nekoこのプレゼンを聞いて思い出した!
今年はゴッホの生誕何周年かで(※160周年です 編集注)、色々と展示会なんかもあるし、
「さよならソルシェ」とかその時代を扱うマンガなんかも出てきている。
    そういう意味では、とてもタイムリーな作品で興味を持つ人も多いかもね。


usaあー確かに。
あらすじに「ムーランルージュに程近いアトリエ」ってあるけど、
「ムーランルージュ」って言葉に反応したりする人もいそうだね!


pen てんちょーは公演当時に「コンフィダント・絆」を観ていたらしいけど、どうだったの?

ahiru観劇時の感想では色んなタイプの男がいてその男同士の嫉妬とかが印象的だったんだけど、
今回それとは違う視点での解説で面白かった!
自分は「笑い」を求めて三谷作品を観るんだけど、この作品は面白いけど、
    シリアスなシーンがしっかりある作品だよね。
    最近上演された「おのれナポレオン」とテイストが近い気がするな。


usaほー。とすると、「おのれナポレオン」が面白い!と思った人は、
この「コンフィダント・絆」はヒットする可能性があるね!




以上、ウサ吉の誌上プレゼンでした!

いかがでしたか?

トップバッターということで、ちょっと緊張しましたが、
自分が好きな作品を皆さんに紹介するために調べたりまとめたりするのは楽しい作業でした。

少しは興味を持っていただけたでしょうか?





もし興味を持っていただけましたら、ポチッと“いいね”とか“ツイート”をしてもらえると励みになります。
※一番下にSNSのボタンがあります。

今回のプレゼン作品は、商品詳細ページでも詳しくご紹介していますので、
よかったらそちらもご覧下さい。


6,800円

『コンフィダント・絆』DVD

【作・演出】:三谷幸喜
【音楽・演奏】:荻野清子
【出演】:中井貴一 寺脇康文 相島一之
     堀内敬子 生瀬勝久



第二回のE!スタッフが熱く語る『テッパンの1本』プレゼンもお楽しみに!

今回のブログはどうでしたか?

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