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こんにちわてんちょーです。
昨晩はコオロギが鳴いていました。そろそろ秋の予感?

私は先日、KOKAMI@network.vol.13『朝日のような夕日をつれて 2014』
観劇してきました。


◎『朝日のような夕日をつれて 2014』公式サイト → コチラ

何を隠そう、私は大の第三舞台ファン。
その中でも一番大好きな『朝日のような夕日をつれて』ということで、
観る前も観た後も、テンションがうなぎ登り!

また最近のキーワードランキング(2014年8月上旬ランキング)でも
『朝日のような夕日をつれて』がランクインする等、
イーオシバイのお客様も同じく興味津津の方が多いようですね!

そこでこの度イーオシバイでは、皆様からの多くのご要望にお応えして、
『第三舞台 VINTAGE BOX』『第三舞台 VINTAGE BOX 2』に収録されていた
過去の『朝日のような夕日をつれて』を、単品でも発売することにいたしました。

第三舞台の過去の傑作をまとめて楽しみたい方は、これまで通りBOXを。
『朝日のような夕日をつれて』だけチョイスしたい方は単品をご検討ください!

 『朝日のような夕日をつれて'87』
 [作・演出] 鴻上尚史
 [出演] 大高洋夫 小須田康人 勝村政信 筧利夫 伊藤正宏
 商品ページへ

 『朝日のような夕日をつれて'91』
 [作・演出] 鴻上尚史
 [出演] 大高洋夫  小須田康人 筧利夫 勝村政信 京晋佑
 商品ページへ

 『朝日のような夕日をつれて'97』
 [作・演出] 鴻上尚史
 [出演] 大高洋夫  小須田康人 筧利夫 松重豊 松田憲侍
 商品ページへ

★ちなみに、BOXはコチラ。

 『第三舞台 VINTAGE BOX』
 『朝日のような夕日をつれて'91』『天使は瞳を閉じて』『トランス』『スナフキンの手紙』
 『リレイヤーIII』『朝日のような夕日をつれて'97』『ピルグリム』
 商品ページへ

 『第三舞台 VINTAGE BOX 2』
 『デジャ・ヴュ'86』『朝日のような夕日をつれて'87』『ビー・ヒア・ナウ』
 『ハッシャ・バイ』『パレード旅団』『鴻上尚史の世界#1』
 商品ページへ


で、これだけだとちょっと私の“熱”が収まらないので、
この場を借りて、その『朝日のような夕日をつれて』の魅力を語らせて頂きます!!

まさに《伝説的》という名にふさわしい傑作舞台

『朝日のような夕日をつれて』(以下『朝日』)と言えば、
鴻上尚史さん主宰・2012年に解散した《第三舞台》の代表作の一つ。
80年〜90年代の“小劇場ブーム”を象徴する、傑作舞台です。

初演が1981年、その後、83年、87年、91年、97年と再演を重ね、
そのたびに爆発的に動員が増加、当時はまだインターネットなどなくて、
チケットを取るために発売日の前の日からぴあの窓口に並ぶなど、
社会現象を引き起こすほど人気を集めました。

私は91年版を新宿・紀伊國屋ホールで観劇、当時、観劇の面白さに目覚めかけていた私が、
「頭をかち割られた」ような衝撃を受けた個人的にも思い入れの強い作品です。

2011年の解散公演『深呼吸する惑星』を観劇した時に、
これで《第三舞台》も最後か……という感慨や寂しさと共に、
どこか少しだけ、何だか物足りないような、尻切れトンボのような気持ちを持ちました。

そう。
第三舞台といえば、やはり『朝日』。
『朝日』を観ないと、やっぱり終われないのです。

解散公演時は、その鬱屈をDVDにぶつけ《『朝日のような夕日をつれて』連続上映会!》と称し、
自宅でパワープレイをしたのを覚えています。

そんな私の心の声が届いたのか。
今年、果たしてついにそんな『朝日』の再演が決まり、私はすっかり有頂天なのでした。

情熱と円熟の合間にある圧倒的な《演劇》感

劇作家サミュエル・ベケットの古典的不条理演劇の傑作『ゴドーを待ちながら』の世界と、
立花トーイというおもちゃ屋さんの会社の世界が複雑に絡み合い、
その中で“遊び”や“人生”、“政治”や“文化”や“未来”をパッチワークのように散りばめて、
そこに当代きっての【言葉遣い】であった鴻上さんの圧倒的なセリフ量、
若手人気俳優たちの汗と熱量が加わり、
観た者の感性や感情を激しく揺さぶりながら駆け抜けていく、他に類のない
舞台……
それが私の中の『朝日』でした。

今回の『朝日』は、紀伊國屋ホール50周年記念の作品として上演。
《第三舞台》は解散してしまっているので、KOKAMI@networkとしての上演です。

最後に『朝日』が上演されてから17年……
初演の81年からは、実に33年経っての再演。
果たして『朝日』はどう変わったのか、そしてそれを観る自分はどう変わったのか、
どこかワクワクしながら、そしてちょっと不安な気持ちでの観劇でした。

出演は、これまでの『朝日』には全て出演されている、大高洋夫さんに小須田康人さん。
そこに藤井隆さん、伊礼彼方さん、玉置玲央さんという、演劇好きとしてはなかなか
たまらないお三方加わって、2014年版は開幕しました。


詳しい内容
等はこれから観る方のために控えさせて頂きますが、感想だけ述べるなら、
グッと円熟した、あるいはスタイリッシュになった『朝日』がそこにはありました。
出演者の熱演や定番のシーンや音楽は、17年前と変わることなく観る者を圧倒します。
それでいて、今回の『朝日』は各シーンがとても見やすく整理されている感もありました。

過去の『朝日』はその圧倒的な情報量と熱量で、まるで熱に浮かされている間に終わる
祝祭空間の中にいるかのようでしたが、今作では作品の中に内包されるメッセージや
テーマがより浮き彫りになって見やすくなっていたような気がします。

これが果たして、私が年を取ったせいなのか、それとも17年という年月を経た
『朝日』の進化なのか、そこはわかりません。
ただ、かつての「何だかわからんが凄いものを見た!」という感覚が、
もう少しシャープになり「これってこういう事かな?こんな事かな?」と少しだけですが、
作品の本質的なところに寄り添えた気がします。

見終わった後、同行者と色々話ながら、「あ、過去のあのシーンがこう変わってたね!?」
「あのシーンがなくなってた!」等など、色々と記憶を掘り起こすのも楽しい作業でした。
もちろん、帰宅後すぐにDVDで過去作で復習しましたが!


今回の2014年版『朝日』は、傑作舞台である『朝日のような夕日をつれて』の再演としてだけではなく、
正当に進化した新たな『朝日のような夕日をつれて』になっていると思います。

過去作を見た方はもちろん、見ていない方も、日本の演劇史に残るこの傑作舞台を、
生で楽しんで頂ければと思います。

◎『朝日のような夕日をつれて 2014』公式サイト → コチラ
★東京での凱旋公演も決定したようですね!

過去の『朝日のような夕日をつれて』を振り返る

ところで先日、過去の『朝日』を未見のスタッフから「どれがオススメ?」と聞かれました。
「全部見ろよ!」と言いたいところがですが、観る前に各作品の特徴を伝えておいた方が、
より楽しめるのではないか、と思いまして、この場を借りて少しだけ説明です。

もし未見の方がいたら、参考の一つにして下さいませ。


 『朝日のような夕日をつれて'87』
 [作・演出] 鴻上尚史
 [出演] 大高洋夫 小須田康人 勝村政信 筧利夫 伊藤正宏
 商品ページへ
映像として残っている『朝日』としては一番古いものになります。
85年に上演された『朝日』で紀伊國屋ホール進出を果たし、
まさに小劇場ブームの象徴として、第三舞台が注目を集め始めていた頃に上演されました。

大高さん、小須田さんに加え、現在でも多方面で活躍する勝村さん、筧さんが参加。
少年・医者役の伊藤さんはこの後放送作家として大活躍をされる方で、
映像で見られるのはある意味貴重です。(笑)

この87年版で「紀伊國屋演劇賞」を受賞。
また初めて全国公演を敢行し、全国に第三舞台の名を広めました。

ちなみに同時期に、木野花さん演出の『朝日のような夕日をつれて 天ノ磐戸編』が上演。
『朝日』が男五人の芝居に対してこちらは長野里美さん、筒井真理子さん、山下裕子さん、藤谷美樹さん、
木野花さんという女性五人の芝居だったか。
私は未見です。悔しい!


 『朝日のような夕日をつれて'91』
 [作・演出] 鴻上尚史
 [出演] 大高洋夫  小須田康人 筧利夫 勝村政信 京晋佑
 商品ページへ
「倍々ゲームで動員が増える」と言われた第三舞台を象徴する舞台。
第三舞台の旗揚げが81年。その旗揚げ公演も『朝日』だったのですが、
その時の動員が300人程度だったと言われています。

それから10年。この頃、動員は3万人に届いていたと言うのですから、
その爆発力の凄さがわかるというもの。

ちなみにバブル景気が弾けたのが91年の2月と言われていて、この公演も同じく91年の2月。
色々な意味で「弾けた」作品になっていると思います。
私の周りではこの91年版を「ベスト朝日」で推す人が多しです。

当時では画期的だった通信衛星を使った中継「クローズド・サーキット」を実施。凄い。

ちなみに同年、第三舞台は『天使は瞳を閉じて インターナショナル・ヴァージョン』で、
イギリス公演を実施!次は世界だ!


 『朝日のような夕日をつれて'97』
 [作・演出] 鴻上尚史
 [出演] 大高洋夫  小須田康人 筧利夫 松重豊 松田憲侍
 商品ページへ
紀伊國屋サザンシアターこけら落としとして公演。
この公演のあと、鴻上さんは1年間のイギリス留学へ。

2001年より第三舞台は10年間の封印を宣言。
そして冒頭で少し書きましたが2011年に復活&解散公演をするわけで、
そういう意味では、この97年版が「最後の朝日」でした。
※今回の2014年版がもしDVD化されたら嬉しいのですが!

見落としてはいけないのが、松重さん!
そう、今、ドラマ「孤独のグルメ」で俄然注目を集めているあの松重さんです。

「孤独のグルメ」のどこか飄々とした五郎役とはまた違い、
アツい演技をする松重さんを堪能できる、貴重な機会なのです!

◆  ◆  ◆

いかがだったでしょうか。
『朝日のような夕日をつれて』は何度も再演を繰り返しながら、
その都度、新しく生まれ変わってきた舞台で、日本の演劇史の中でも特別な作品だと思います。

『朝日のような夕日をつれて2014』が生まれた今、
改めて過去の作品を振り返ってみて、その先進性・時代性を感じてみるのも、
良いのではないでしょうか。

というわけで、完全に私の趣味でお送りした『朝日のような夕日をつれて』特集でした!

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JUGEMテーマ:演劇・舞台
 
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 こんにちは、イーオシバイスタッフの糸永です。


東北地方太平洋沖地震により、被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また復興に向け全力を尽くしている各関係者のみなさまにも心より敬意を表します。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

イーオシバイドットコムのスタッフ一同、今自分たちでできる精一杯のことを
行っていくことで、皆さんのお気持ちを少しでも明るくできたらと考え、
本日よりメルマガの配信とブログの更新を再開させて頂くことにいたしました。

再開にあたって、取り上げたオススメDVDは、私がとても大好きな作品です。

各地で桜が咲き始めましたが、まだまだ寒い日も続きます。
そんな時に、ちょっとだけ心が温かくなる・・

『お父さんの恋』は、そんな作品です。



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◆今回のおすすめDVD◆
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  『お父さんの恋』 
 作:中谷まゆみ/演出:板垣恭一
 出演:堺 雅人 星野真里 七瀬なつみ 菊池麻衣子 
    池田成志 前田 吟
 商品詳細ページ → コチラ



海のそばに経つ、真新しい洋風の一軒家
海には大きな桜の木。


懐かしくていまどきな、家族のおとぎばなし。

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何でこの作品がこんなに気に入っているのかな?と自問した時に、
なによりも思い浮かぶのが、舞台となる杉本家の窓から見える大きな桜の木と、
テンポの良い会話。そして、作品全体を包む暖かさです。

実は、前田吟さん演じるお父さんは、介護が必要な状態です。
物語が進むとわかってきますが、実は、もうちょっと深刻な症状でもあります。
そういう意味では、底抜けに明るい作品というわけではありません。

かつては仲の良かった家族が、母親の死をきっかけに疎遠になり、
そしてまた再生していく物語・・・等と書くとちょっと固い話に聞こえますが、
一つひとつのエピソードに笑いのエッセンスと、
「誰かを大事にしたい」というメッセージが込められていてる気がします。

のんびりした性格の長女、しっかり者の次女、フラフラしている末っ子の長男。
そこに関わる隣に住む医者と、介護士の女性。そしてそれを見つめるお父さん。

みんなそれぞれに問題を抱えていて、リアルでキツイ現実もあります。
結局それは自分で何とかするしかないのですが、
でも、家族だから言えることがあるし、甘えられることもある。
とても大きなドラマがあるわけではありませんが、
見終わると、その前よりもちょっとだけ力づけられた気がします。


作家の中谷まゆみさんと、演出の板垣恭一さんのコンビが作る舞台は、
「5センチのハッピーエンド」と呼ばれていてます。
その意味が、ちょっとわかるステキな物語です。

未見の方はぜひ。


0



    こんにちは、イーオシバイスタッフのアシタカです。

    9月も後半に差し掛かり、ようやく少し涼しく、過ごしやすくなってきましたね
    本当に暑い日が続いたこの夏。クーラーをずっと付けっぱなしにしていた私は、先月分の電気代の請求書を見るのが恐ろしくてたまりません
    大台に乗らないのを心から祈るばかりです

    さて本題は、ここから
    今回私がオススメする作品は、9月25日公開の映画『恋愛戯曲 私と恋におちてください』の監督・脚本を手掛けられた鴻上尚史さんに注目して、鴻上さん作・演出の舞台作品『リンダ リンダ』を取り上げてみました。
    鴻上尚史さんといえば、劇団『第三舞台』主宰であり、日本を代表する劇作家・演出家の一人。
    そんな鴻上さんが手掛けた、かの有名なロックバンド、「ザ・ブルーハーツ」の曲を全編に使用する音楽劇、それがこの『リンダ リンダ』です。
    是非ご一読ください!

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    ◆今回のおすすめDVD◆

    『リンダ リンダ』


    作・演出:鴻上尚史
     出演 :山本耕史 松岡 充 馬渕英俚可 北村有起哉 大高洋夫 SILVA 他

    商品紹介ページ → コチラ
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    大手レコード会社からメインボーカルを引き抜かれた「ハラハラ時計」。
    ドラムスは失意のうちに故郷へ帰り、取り残されたのは、リーダーのヒロシ(山本耕史)とベースのマサオ(松岡充)、マネージャーのミキ(馬渕英俚可)。
    「バンドに未来がないなら解散しよう」とマサオは言い、「新しいメンバーを探そう」とミキは言う。
    ヒロシの恋人(SILVA)は、音楽を続けるのがそんなに苦しいなら、「パーッとやめて次のステップに踏み出そう」と、ヒロシに言う。
    ヒロシはその場のデマカセ、「ロックは永遠の反抗、連続する抗議。音楽じゃなくても行動できることはあるんだ!」と息巻き、リーダーとしての責任と祈りを込めて物騒な提案をする。
    それは、「海を閉め切った<あの堤防>を爆破する」というものだった―――――!!


    冒頭でも触れましたとおり、全編を通して「ザ・ブルーハーツ」の音楽が、これでもかというくらいたっぷりと使われているこの作品。
    作・演出を手掛けられた鴻上尚史さんは、ニューヨークでミュージカル『マンマ・ミーア!』を見た時、全編「ABBA」の音楽だけで物語を進行していくという構成に、目からウロコが落ちたそうです。
    そして、鴻上さんにとって「今はないバンドで、自分自身の気持ちを込められる」脚本を考え、自分にとっての『マンマ・ミーア!』をザ・ブルーハーツで描いたということです。
     
    この作品は、あんまり売れていないバンドが壊れかけるところから始まり、途中、仲間内のケンカあり、片思い&失恋などちょっと甘酸っぱい恋愛あり・・・など、これぞ青春といったエネルギッシュなストーリーに、これまた青春時代を彷彿させるような歌詞&メロディラインの「ザ・ブルーハーツ」の音楽が加わって、相乗効果でとてもパワーみなぎる作品に仕上がっています

    劇中に使用されている「ザ・ブルーハーツ」の曲数・・・その数、なんと<19曲>
    知ってる曲が流れると思わず一緒になって口ずさんじゃったり
    しかもその曲を歌っているのが、人気バンド「SOPHIA」のボーカル・松岡充さん、SILVAさんなど歌手を本業とされているみなさんということだけあって、聞きごたえ充分です
    山本耕史さん、北村有起哉さんの舞台・ミュージカルで鳴らした声は、とっても美声でうっとりしてしまうこと間違いなし

    また、ちょっと注目してご覧いただきたいのが、山本耕史さん・松岡 充さん・馬渕英俚可などエネルギッシュで爽やかなメンバーが顔を揃える中、ちょっと異色な雰囲気を醸し出している元活動家の男を演じる大高洋夫さん。
    大高さんと言えば、第三舞台の初期から鴻上作品に数多く出演し、いわば鴻上さんと共に青春時代を過ごした役者さん。
    そんな大高さんが、実に胡散臭い風貌で、爆弾やら何やらちょっと危ないことに詳しい男を演じつつ、若い人たちに交じって一番青春をエンジョイしているように見えたのが、個人的にとてもおもしろかったです

    今、巷では映画『BECK』が大ヒット中ですが、舞台『リンダ リンダ』も負けず劣らずの青春音楽劇ですよ「ザ・ブルーハーツ」の音楽の身を委ねて、ノリノリでご覧ください


    <追記>
    この作品のタイトル『リンダ リンダ』ですが、「リンダ=linda」はスペイン語で「かわいい、愛らしい、すばらしい、すてきな」という意味を表してるそうですよ
    なんだかタイトルからも、とてもハッピーな雰囲気が伝わってきますね

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    商品紹介ページ → コチラ
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      みなさん、こんにちは。
      イーオシバイスタッフのアシタカです。

      12月も半ばを過ぎ、いよいよクリスマス&お正月のシーズンがやってきました
      街中のカラフルなイルミネーションに心がウキウキと弾む一方、年末作業に追われる忙しい日々の中、本日は『今度は愛妻家』をご紹介したいと思います。

      来年1月に映画公開となるこの作品、実はもともと舞台作品だということをみなさんご存じですか?
      中谷まゆみ作、板垣恭一演出によるサードステージのショーケースシリーズ、「ビューティフル・サンデー」、「ペーパー・マリッジ」に続く第3弾として02年に上演され、大好評を博しました。
      これを観ればどんな冷めてるカップルの関係も復活できるのでは??と思えるような、心温まる内容です。ぜひ映画公開に先立ち、クリスマス&冬休みにご家庭のDVDで大切な方とご鑑賞ください。

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      「今度は愛妻家」

        作:中谷まゆみ 
      演出:板垣恭一
      出演:池田成志 長野里美 高橋長英 真木よう子 横塚進之介

      商品紹介ページ → コチラ
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      どこにでもいるような夫婦と、それを取り囲む3人の大人たちが織りなす、男と女のファンタジックコメディ。とても楽しく、ユーモアに溢れた内容ながらも、どこかしっとり、じんわり心に染み込む1本です。

      映画の主演に豊川悦司さん&薬師丸ひろ子さんを迎え、「OPEN HOUSE」「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」など次々とヒット作を飛ばし、今ノリにのっている日本アカデミー賞受賞監督の行定勲さんが、初めて舞台劇の映画化に臨んだこの作品。
      映画の主題歌を務められるのはなんと、愛妻家で知られている井上陽水さん作品の内容に感銘を受け、自ら楽曲制作を買って出たということですよ
      この豪華キャスティングを見るだけで、行定監督の舞台作品への思い入れが垣間見えますね。

      舞台上で池田成志さんが演じた、どこか可愛くて憎めない、不器用でちょっとおバカな男を、クールなトヨエツが映画でどう演じるのか。また、数々の舞台経験を持ち、実力派舞台女優として有名な長野里美さん演じる妻を、薬師丸ひろ子さんがどのように愛らしく表現するのか。
      是非、舞台と映画の両方で見比べてみて、それぞれ違ったキャラクターの魅力を味わってください。

      またこの作品、映画主演の豊川さんもテレビインタビューでおっしゃってましたが、是非とも世の男性のみなさまに観ていただきたい

      いつも、ついつい彼女や奥さんにツレない態度を取ってしまいがちな男性のみなさん。浮気でもなんでも好き勝手が出来るのは、戻れる場所があるからだってことを、変わらない場所でちゃんと待っててくれる人がいるからだってことを、忘れてませんか??

      奥さんや彼女の優しい笑顔を、かつての何気ない日々の幸せを、今一度思い出してみてください。きっとこの作品を観終わった後、奥さんや彼女に対してちょっと優しくなってしまっている自分に気づくハズ

      そして日頃、夫や彼氏の冷たい態度に不満を感じている女性のみなさん。是非ともクリスマス前に、この作品を男性の方に観てもらいましょう自分の唯一無二の存在を相手にアピールする、絶好のチャンスですよ

      師走の12月、慌ただしく過ぎ去る日々の中でついつい忘れがちになってしまう、人の温かさ、人とのつながりの大切さ。今年の〆に、いろんな人との一年の出逢いを振り返って、ちょっと心をホッコリしてみませんか。

      来年も皆様にご愛読いただけるよう、頑張って参ります!
      それではみなさま、よいお年を

      <あとがき>
      舞台での池田成志さんには、どんな女性も思わず胸キュンしてしまうこと間違いなし些細なところで見え隠れする男性の優しさに、思わずノックアウトされてクラクラしてしまいます
      そんなところも要チェック

      0



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