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劇団☆新感線、旗揚げ41年の秋は、満を持してのフルスペック“いのうえ歌舞伎” 『狐晴明九尾狩』。 

 

これまで小説、漫画、映画、ゲームと数多くの作品が生み出されて来た安倍晴明にスポットライトをあて、晴明伝説にひと味もふた味もスパイスを加えながら、新感線らしいアクション、歌、ダンス、笑いを盛り込んだ伝奇ファンタジー!として注目を集めています。
 
 
公演に先立ち、7月17日(土)に行われた製作発表。
いつもはマスコミ向けに開催されるのですが、今回は世の中の状況を踏まえ、オンライン(YouTube)でも生配信されました。
イーオシバイも画面の前のファンの皆様とともに、新たな物語の誕生に胸を高鳴らせました♪
本日はその様子をレポートでご報告です!
 

「狐晴明九尾狩」製作発表

劇団☆新感線『狐晴明九尾狩』製作発表 撮影:田中亜紀

 

 

『狐晴明九尾狩』の脚本は中島かずき、演出はいのうえひでのり
主役の安倍晴明を演じるのは、中村倫也さん。九尾の狐と因縁のある狐霊(これい)・タオフーリン役に、吉岡里帆さん。 そして、陰陽師に化け日の本支配を企てる九尾の狐・賀茂利風役は向井理さん。
さらに、浅利陽介さん、竜星涼さん、早乙女友貴さん、千葉哲也さんと、今までも新感線の舞台に華を添えてくださった客演の皆様に、高田聖子粟根まことら劇団員メンバーも集結します。

今回の製作発表では、中島かずきいのうえひでのり中村倫也さん、向井理さん、吉岡里帆さんが登壇。
ライブ配信も同時に行われる製作発表会見は新感線としては初。
YouTubeのチャンネルのチャットやSNSで開始を今か今かと待つお客様の様子と一緒に、果たしてどんな会見になるのかワクワクしている中、いよいよ会見がスタートです!
 

「狐晴明九尾狩」製作発表

中島かずき 撮影:田中亜紀

 

今回脚本を務める、劇団☆新感線の座付き作家・中島かずき。

「前から安倍晴明の話はやりたいと思っていたんですが、今回中村倫也くん主演でいのうえ歌舞伎をやるということで、「倫也くんで安倍晴明っていいなぁ」って思いついたんです。

 

で、それなら向井くんはライバルで、一見陰陽師に見えて実は九尾の狐っていう役はどうかなと。烏帽子も似合うしいいかなと思いました。そして、この烏帽子が似合う男の中に吉岡さんが入ってくる。安倍晴明はもともと“狐の子”と呼ばれていたということで、“狐”と“霊”でどう描こうかと思っていたら、狐の霊が晴明と戦うというイメージができちゃったので、「どうせなら自分の見たいものを書こう!」と決意して、吉岡さんに狐の霊をやってもらうことになりました。これはこれで面白いものになっていると思いますので、楽しみにしていただけたらと思います」

 

 

「狐晴明九尾狩」製作発表

いのうえひでのり 撮影:田中亜紀

 

演出のいのうえひでのり。

「いのうえ歌舞伎としては2019年に生田斗真くん主演で上演した『偽義経冥界歌』がコロナで東京公演の途中で中止になってしまい、非常に悔しい思いをしました。新感線のいのうえ歌舞伎は立ち回りが多いし、人数も多いのでなかなかできなかったのですが、今回は満を持してフルスペックでやろうと思っています。

 

しかも今回は安倍晴明ということで、昔やっていた『阿修羅城の瞳』や『野獣郎見参』のように、妖術、魔術、魔力などが出てくる非常にファンタジー色の強い作品になっています。最近のいのうえ歌舞伎に比べてもいろいろ仕掛けがあって面白い舞台になっていると思います」

 

 

「狐晴明九尾狩」製作発表

中村倫也 撮影:田中亜紀


Vamp Bamboo Burn〜ヴァン! バン! バーン!〜』(2016年)以来5年ぶりの出演となる中村倫也さん。

「パッと横を見たら、僕より身長がはるかに高いおさむっち(向井)より僕の方が座高が高い気がして愕然としています()。そんなチビとノッポと可愛い狐ちゃんとお送りします。

 

客演の面々や劇団員の皆さんを見て、とても面白いものができそうだなと。バランスのいいカンパニーになりそうな予感がしますし、古くからの新感線ファンの方にも楽しんでいただける作品になるのではないかと思います。

 

一日一日お稽古を頑張って、いいものを作れるようにしていきたいと思っています」

 

 

「狐晴明九尾狩」製作発表

吉岡里帆 撮影:田中亜紀


劇団☆新感線初参加! でも狐歴はベテラン? 吉岡里帆さん。

「タオフーリンという狐の霊の役ですが、某CMで狐役を何年かやらせていただいていて、実は狐歴が長いんです。なので、「今までやってきたことが役に立つ!」と思って台本を読んでみたら、私の知っている狐と全然違って…()。でも妖怪がたくさん出てきて、お客さんはすぐに不思議な世界観に連れ込まれるんじゃないかなっていうのが第一印象です。

 

最高のメンバーの中で初参加なのは私だけということで緊張しますが、足手まといにならないようになんとかしがみつきながら頑張りたいと思っています」

 

 

「狐晴明九尾狩」製作発表

向井理 撮影:田中亜紀


『髑髏城の七人』Season風(2017年)以来2度目の参加となる向井理さん。

「『髑髏城の七人』Season風に続き再びオファーをいただけて、「1回目で嫌われてなかったんだな、よかった」と思いました。それで快諾したんですけど、台本を読んでみたらセリフの量がすごくて溺れそうになっています…(笑)。

 

なかなか大変な舞台になると思いますが、僕の経験上、役者が苦労している作品こそ見ている人に楽しんでもらえると思うので、これから稽古に励んで、こんな時代だからこそ楽しんでもらえる作品にしていきたいと思っております」
 

 

◆   ◆   ◆

 

 

中村さん、吉岡さん、向井さんは今までも共演経験があるといこということで、記者から「本作でそれぞれに期待することは?」という質問が。


中村さんは、「吉岡さんは間違いなくキュートな狐ちゃんになるだろうなと期待大ですし、(今日は登壇していませんが)弟役の早乙女友貴くんとの掛け合いにコミカルさもあって、シーソーゲームの中の牧歌的な瞬間になることを期待しています。おさむっちは、クールでシュッとしてるイメージじゃないですか。だからこそのド悪役芝居、すごい楽しみです(笑)。」と嬉しそうにコメント。

※ちなみに"おさむっち"という呼び方ですが、中村さんがデビューしてすぐに映画で共演して以来呼んでいるあだ名みたいです。


そんな向井さんは、「あのときの“みんなの弟”みたいな倫也がここまで大きくなったのかと(笑)。お互い何十年とお芝居の世界でどっぷりやってきたうえでの再共演ということで、いろいろと刺激しあえればいいなと思います。」と真剣な眼差しで語っていました。


吉岡さんは、「中村倫也さんの演じる安倍晴明は、危うい部分とピュアな部分が混在しているキャラクター性で、イメージにぴったりだと感じました。あと、中村さんも魔術使えそうだなって(笑)。向井さんには私が初主演させていただいたドラマでいじめられていたので、本当は優しい先輩だとわかっていながら恐怖みたいなものが埋め込まれているのですが…、(向井さんの方をチラチラ見ながら)今回はすごく因縁のある関係の2人なので、それを活かして反撃できるように頑張ります!」と語り、会場の笑いを誘っていました。

 

吉岡さんに「魔術が使えそう」と言われた中村さん。本当に魔術が使えるようになったら、“式神を大量生産して自分の王国を作り、自分はハンモックで寝ているだけ”という暮らしがしたいそう。まともに想像したら、あまりにもシュールで可愛いかったです(笑)。

そして今回の製作発表に合わせて発表されたのが、こちら!

 

「狐晴明九尾狩」製作発表

 

今にも妖(あやかし)の世界に引き込まれそうな幻想的な世界観を感じるポスター!ですが…
撮影時の感想を聞かれた役者陣からは、

「動いていくうちに身軽になる設定とかないですかね?」(中村)
「アクション中に烏帽子が飛ばないか心配」(向井)
「どれだけ大きくてもふもふの尻尾を持てるかが気になる」(吉岡)
 

など、リクエストが多発。
時折苦笑いを浮かべながら、でもどこか嬉しそうに「考えます…(笑)」と答えたいのうえ。
物語、セットだけでなく、衣装も舞台上でどんなものがお披露目されるか楽しみですね☆

 

「狐晴明九尾狩」製作発表

劇団☆新感線『狐晴明九尾狩』製作発表 撮影:田中亜紀

 

製作発表の様子は、後日ダイジェスト映像も公開とのこと。こちらも楽しみですね!

なお公演公式サイトでは、ビジュアルつきの予告編も公開中です!

 

2021年劇団☆新感線41周年興行 秋公演

いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』
[作] 中島かずき [演出] いのうえひでのり
[出演] 中村倫也 吉岡里帆 / 浅利陽介 竜星涼 早乙女友貴 千葉哲也 高田聖子 粟根まこと / 向井理  他
2021年9月17日(金)〜10月17日(日)/東京・TBS赤坂ACTシアター
2021年10月27日(水)〜11月11日(木)/大阪・オリックス劇場

 

 

というわけで、今から楽しみの『狐晴明九尾狩』。その製作発表の様子でした!

さてイーオシバイドットコムでは、公演の関連作やこれまでのいのうえ歌舞伎作品をご紹介。

観劇前に、ぜひこちもお楽しみください!

 

 

《いのうえ歌舞伎》シリーズをDVDなど関連商品でチェック!  

 

これまで数多くの傑作を生み出したきた《いのうえ歌舞伎》シリーズ。

未見の方はこの機会にぜひ、チェックしてみてください!

 

劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎 DVD&Blu-rayほか関連商品一覧/イーオシバイ  

 

 

 
『狐晴明九尾狩』出演者関連作はこちら  

 

◎中村倫也さん出演作
『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』DVD
 
 
◎向井理さん出演作
戯曲『髑髏城の七人 風』『悼む人』DVD

髑髏城の七人』Season風 戯曲本  (2017年)

悼む人』DVD  (2012年)

 
 
◎竜星涼さん出演作
戯曲『修羅天魔』

修羅天魔』戯曲本  (2018年)

 

 

◎早乙女友貴さん出演作
戯曲『偽義経 冥界に歌う』戯曲『偽義経 冥界に歌う〈令和編〉』『蒼の乱』DVD

偽義経冥界歌』戯曲本  (平成版/令和版)

蒼の乱』DVD&Blu-ray (2014年)

 

 

◎千葉哲也さん出演作

戯曲『髑髏城の七人 月』『髑髏城の七人』DVD『蛮幽鬼』DVD『IZO』DVD

髑髏城の七人』Season月 戯曲本 (2017年)

髑髏城の七人(2011)』DVD (2011年)

蛮幽鬼』DVD (2009年)

IZO』DVD (2008年)

 

 

◎高田聖子&粟根まことら劇団☆新感線DVD一覧はこちら

 

 

 

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JUGEMテーマ:演劇・舞台  

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    劇団☆新感線の旗揚げ39周年をお祝いし、2019年から2020年にかけて“サンキュー(39)興行と銘打って公演された『偽義経冥界歌』《ゲキ×シネ》の最新作としてスクリーンに帰って来ます!

     

    2020年10月24日(土)より全国公開!

     

     

    10月24日(土)の全国公開に先駆け、21日(水)に丸の内ピカデリー・ドルビーシネマにて先行上映&舞台挨拶が開催されましたので、イーオシバイも取材にお邪魔しました!

     

     

     

    主人公・奥華玄九郎国衡(偽義経)役の生田斗真さん、弟の奥華次郎泰衡役の中山優馬さん、大陸渡りの歌うたい・静歌役の藤原さくらさんが登壇。

    稽古場&上演当時の裏話や、完成したゲキ×シネを観ての感想などを和気あいあいと語って盛り上がりました!

     

     

    注目のイベントということで、マスコミも多く訪れる中、まずはそのドルビーシネマの説明からイベントはスタート!!

    そして、いよいよ舞台挨拶が開始です。

     

    「本日は偽義経・鬼〇の刃にご来場頂き…」


    と始まった生田さんのご挨拶に、すかさず
     

    「違うよ!ちゃんと読んで!」


    と突っ込む中山さん、そんな軽妙なやりとりから始まった舞台挨拶。

    新感線には4度目の出演で準劇団員とも呼ばれ、そんな中、座長となった生田さんからは公演を振り返りながら
     

    「(コロナの影響で)三万人近くの方が観られずに悔しい思いをされた。ゲキ×シネで全国の皆様にお届けできるのは本当にミラクル!今日は世界初上映ですからね!」

     

    という感慨深げな言葉がもれました。

    初新感線となった中山さんが
     

    「毎日笑いながら稽古が進んで行った記憶が鮮明に残っているので、今考えても幸せな時間だったなと思っています」


    とにこやかに伝えると、初舞台でもあった藤原さんからは


    「舞台に出ることが初めてで、劇団☆新感線の舞台はお客さんとして毎回観に行っていたので、自分が出るという想像が全然ついていなかったんですけど、今まで観ていた劇団員の皆さん含めスタッフの方が本当に優しくて、舞台の初歩の初歩から教えていただいて、ありがたかったです」


    と感謝の言葉を述べられました。

    MC(司会)から「お二人のそのお気持ちはセンターにいる生田さんの力も強かったんじゃないでしょうか?」という質問には、誰よりも早く生田さんから

     

    「まぁ、そうですね!」


    という力強い返事が返され、会場は笑いに包まれました。

    それでも、そんな座長はみんなを陰から支え続けたようで、中山さんが


    「斗真くんは稽古でもまったく手を抜くことがなくて、いつも全力でやられている姿を見て、自分ももっと頑張らなきゃなっていう思いには駆られていましたね」


    と言えば、藤原さんも


    「斗真さんが私のアクションを先に覚えてしまって教えていただいたりとか、助かりました」


    と、実はしっかり座長をしていた生田さんの姿を教えてくれました。

     


    その後も色々な話題で盛り上がった舞台挨拶ですが、その中からいくつかピックアップ、登壇者の方々のお言葉をご紹介します!
     

     

    ★今だから笑える? ハプニングエピソード★

     

    ■奥華秀衡役、橋本さとしさんがややこしい役名に混乱!?

    生田さん

    橋本さとしさんは俳優として大好きな方で尊敬している方です。

    (劇中では)さとしさんの濃さ、僕の濃さ、優馬の濃さで、ものすごい濃さの家族になっていると思います。
    本当にチャーミングな方で、天然な感じもあって。ハンサムでカッコよくて渋い役者さんなのにちょっと隙があって、かわいらしい人だなと思っています。
    そのさとしさんが、今回なかなか、役名が覚えられなかったらしくて(笑)。
    さとしさんが“秀衡(ひでひら)”、僕が”国衡(くにひら)“、優馬が”泰衡(やすひら)“。
    その優馬に向かって、「泰衡〜!」って言わないといけないのに、“何ひら“だったかわからなくなってしまったらしく、「うぉぉ〜、ひらひら〜!」って叫んだ(笑)。可愛いなと思って(笑)
     

     

     

    ■八百屋舞台で転倒

    生田さん

    舞台が少し斜めに傾いていて、その上に階段があったんです。優馬、ちょいちょい転んでたよね?

     

    中山さん

    そんなにコケるか!? ってくらいコケました…

     

    生田さん

    りょうさん演じる黄泉津(よもつ)の方に、「お母様、落ち着いて!」って声を掛けるときに、「お母様、あぁ〜!」って(笑)

     

    中山さん

    そのまま、「落ち着いて!」ってセリフをつなげたんですけど、全員が「お前や」っていう顔をしていましたね(汗)

     

     

    ■セリフを噛んだ藤原さんを、生田さんが見事にカバー!

    藤原さん

    私が斗真さんとのシーンでパッとセリフを失ってしまって「どうするんだろう…」と思っていたら、生田さんは何事もなかったように続けてくださいました。

     

    生田さん

    生だから、セリフを忘れたり噛んでしまうことは誰でもあることなので全然OKなんですけど、さくらちゃんは本当に1番最後の大事なセリフを噛んでしまって、その後に「あ!」って言っちゃって(笑)。お客さんにも「あ!って言った…」みたいな空気が流れるちょい前にセリフを入れました。バレバレだったけどね(笑)

     

    そんなかわいらしいハプニングエピソードを持つ藤原さんですが、舞台中に小道具のギターの音がずれていることに気がつき、チューニングを合わせながら芝居をしたこともあったのだとか!

    それには思わず、生田さん、中山さん、そして会場からも「すごい!」の声が上がっていました。

     

     

     

    ★博多座の思い出★

     

    新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、2020年の東京公演は一部中止、福岡公演は全公演が中止となってしまった本作。

     

    生田さん

    博多座に現地入りして舞台稽古をしている途中で中止のアナウンスがありました。

    でも、演出のいのうえ(ひでのり)さんが、「このまま何もせずに帰るのは悔しいし、うかばれないから、最後に無観客で通し稽古をしよう!」と言ってくださって、普段なかなか舞台を観ることが出来ない劇場のスタッフの皆様に客席に座っていただいて通し稽古をしました。

     

    すべてのお芝居が終わってカーテンコールのときに、2階席か3階席のところから“のぼり”が上がったんです。本当は劇場の周りに立てるはずだった“のぼり”を劇場の中に入れて僕たちに見せてくださって。すごく忘れられない公演になりましたし、いつか必ずリベンジしたいです。

     

    中山さん

    中止になってしまって、切なかった以外の言葉が見つかりませんが、(通し稽古を)やれるかやれないかでは全然違いますし、「僕らはこの作品で博多座にいたんだぞ!」というのを刻みつけた時間でした。

     

    藤原さん

    博多は地元だったので、観ることが出来なかった知り合いがたくさんいて悔しいなと思っていたら、いのうえさんが通し稽古に「家族を呼んでいいよ」ってくださったんです。

    ずっと楽しみにしてくれていたばぁちゃんを呼んだら、1番前の席に座っていて、ずっとばぁちゃんが視界をよぎって…(笑)。すごく見つけやすかったです。

     

     

    ★ゲキ×シネを見て★

     

    生田さん

    今のゲキ×シネのシステムって本当に凄くて、生の舞台では観られないような汗とか涙とか空気みたいなものが全て臨場感として伝わってくると思うので、生で観てくださった方も、ご覧になれなかった方も楽しめるようなものになっているのではと思います。
    (ドルビーシネマに関して)音が凄いです!右から矢が飛んでくるんじゃないか、左から斬られるんじゃないかっていう臨場感なので、ぜひ楽しんでください

     

    藤原さん

    この前試写会で観させていただいたときに細部の細部まで、舞台でやっていても気がつかなかったような皆さんの細かい顔の動きがよくわかって、自信を持ってみんなに観てもらいたい舞台っていうものを映画館で観ていただけるのでうれしい気持ちです。

    演出や動きがスローモーションになって、より戦いの臨場感が出るような編集がしてあったりとか、舞台をここまで映画作品として完成させるのは大変だろうなと思いました。おもしろかったので、楽しんでください!

     

    中山さん

    僕はまだ観てないんですけど…(笑)。楽しみです。舞台の作品は舞台じゃないとなかなか見れないので、カット割りがはいったりすると思うので、観てないですけど…(笑)。楽しんでください!この公演は殺陣が多くて素晴らしい迫力で見所です!

     

     

    ★ゲキ×シネをご覧になる方へのメッセージ★

     

    藤原さん

    初めて新感線さんの作品を映画館で観させていただいたんですけれども、音の迫力だったり、素晴らしいものを観た!という感覚になると思います。楽しんでください。

     

    中山さん

    この作品をやっているときに体力的にはしんどいこともたくさんあったんですけど、すごく元気になる作品なんですよね。元気をもらえる迫力と照明、衣装、いろんなものが合わさって素晴らしい作品になっていると思うので、映画館で楽しんでいただきたいと思います!

     

    生田さん

    昨今、舞台の中をテレビで観られたりとか、DVDで観られる機会が増えているとは思うんですけれども、ゲキ×シネはレベルが違います!とんでもないクオリティで演劇をお届け出来る新しい体験が映画館で出来ると思うので、ぜひご覧いただきたいと思います!

     

    ◆   ◆   ◆

     

    約20分、あっという間だった舞台挨拶。

    公演当時を振り返り、熱いトークが繰り広げられる場面はもちろん、生田さんのユーモアあふれるコメントに中山さんが素早くツッコミを入れる姿は漫才を見ているようでほっこり。さすが兄弟役、息がぴったりだなぁと(笑)。

     

    そして、そんな2人をにこやかに見守る藤原さん。カンパニーとしての仲の良さを感じると共に、劇中の玄九郎、泰衡、静歌がそのまま飛び出してきたかのようで懐かしさを覚えました。

     

    公演当時、劇場で観劇出来た方も出来なかった方も、すべての方に“ゲキ×シネ”という形でお届け出来ることが決定した『偽義経冥界歌』

     

    俳優たちの細かい表情や、こだわり抜かれた衣装やセット、小道具など劇場では確認しきれなかった新たな発見が出来るのも、大スクリーンで観る醍醐味!

     

    今は、鬼と戦うアニメが人気ですが、

    「アニメも面白いけど、演劇はもっと面白いぞ!」と、力強いコメントをしてくれた生田座長。

    ゲキ×シネでは人間がバンバン戦います。

    映画でしか味わえない、圧倒的臨場感をぜひ映画館で!

     

    ◆   ◆   ◆

     

    上映会が行われたのは日本に7箇所かないドルビーシネマの一つ、丸の内ピカデリー!

    黒を極限まで黒く。パワフルな映像と音で、完全に没入する究極のシネマ体験を実現!

    鑑賞された皆様、大迫力の冥界はいかがだったでしょうか!? 

    ◆   ◆   ◆

     

    イーオシバイでは、『偽義経冥界歌』ゲキ×シネ上映を記念して、本日より舞台公演時に販売していた、公演グッズの再販をスタートしました!

    ゲキ×シネと併せて、こちらもヨロシクお願いします!

     

    『偽義経冥界歌』公演グッズ取り扱い開始!

     

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      劇団☆新感線が旗揚げ39周年をお祝いし、2019年から2020年にかけて“サンキュー(39)興行”と銘打った公演を実施。

      その第1弾として、2019年3月から4月に大阪・金沢・松本で公演された『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』が、約10か月の時を経て、今年の春に東京・福岡で公演されます。※公演詳細は公式サイトで!

       

      アツく沸いた“サンキュー興行”を締めくくる、新感線の王道時代活劇が再始動!

      その記者会見を取材に行って来ました!

       

      偽義経冥界歌 ポスター

       

      キャラクターたちの鋭いまなざしと燃え上がる炎。新感線らしい、インパクトの強いポスターがカッコ良くて痺れます。

       

      登壇者は、主演の生田斗真さんをはじめ、りょうさん、中山優馬さん、藤原さくらさん、粟根まことさん、山内圭哉さん、早乙女友貴さん、三宅弘城さん、橋本さとしさん、演出・いのうえひでのり、脚本・中島かずき。総勢11名。

      昨年、1度同じカンパニーで戦い抜いたからこその打ち解けた空気感と、さらに素晴らしいものを創り出そうという団結した強い情熱が伝わってくる会見でした!

       

      以下、登壇者のコメントをまとめてお届け。

       

      今回、初めて“鎌倉時代”を舞台に物語を描く、脚本・中島かずき

       

      「主演の生田斗真くんには以前、『スサノオ〜神の剣の物語〜(2002年)』に出演してもらったのですが、ずっと書き下ろしをやりたいと思っていました。なので、今回生田くんにどういうのをやってもらおうかと考えていたのに、結局おバカな役になってしまって、あいすまんと思っています(笑) でも、とても魅力的な役になっております。

       

      昨年の春公演を観て、自分の想像以上に光に満ちた舞台になっていると思いました。魅力的な役者が板の上に立つことで、こういう形になるんだというのを改めて実感しました。プロデューサーから短くしろと厳命を受けたので、2020年版は短くしています。」

       

       

      新感線らしい笑い、殺陣、アクションを含みながら、偽義経を中心とした群像劇をドラマチックに作り出す、演出・いのうえひでのり

       

      「この作品の前は、ずっと豊洲でぐるぐる回っていたので、普通の劇場で公演をするのは斗真が主演だった『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』以来3年ぶりになります。そして、中島くんが描くいのうえ歌舞伎の新作は、『蒼の乱』以来5年ぶりなので、いろいろとドキドキしていたのですが、大阪で幕を開けてみたら、今のお客さんにも受け入れていただき、金沢、松本公演ではすごく新鮮なリアクションもたくさんもらえて、大変楽しい公演でした。

       

      久しぶりのいのうえ歌舞伎で気合いが入り、詰め込み過ぎた結果、歴代で立ち回りの一番多い作品になってしまいました。斗真くんを中心に“若手の公演だ!”と思って作り始めたら、2幕でうちのベテラン勢が走り回らないといけないことに気がつきまして(笑) その辺を少し考えながら、今回はブラッシュアップさせて、10分くらいは短くなりつつ、クオリティはぐっと上がっていると思います。」

       

      生田斗真、中山優馬

       

      新感線には『スサノオ〜神の剣の物語〜(2002年)』、『Cat in the Red Boots』、『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』に続き4度目の出演にして、本作がいのうえ歌舞伎初主演!となる生田斗真さん。

       

      「昨年、大阪・金沢・松本で上演させて頂き、本当にたくさんのお客様に喜んで頂けたという実感があります。今回はさらにクオリティの上がった状態でご覧頂けるのではないかと思っていますし、いのうえさんが作りたい劇団☆新感線であり、お客様が観たい劇団☆新感線のお芝居が出来上がったなと思ってるので、楽しみにして頂きたいです。

       

      鯉口シャツは、チームワークを高めようということで、皆お揃いで着ています。そもそもは、りょうさんの旦那さんのBRAHMAN TOSHI-LOWさんがグッズで鯉口シャツを作っていたのを見て、「いいなぁ…」と思い、TOSHI-LOWさんに「パクっていいですか?」と聞いたらOKを頂いて、作りました。

       

      今回は、いのうえ歌舞伎でしか観られないスペクタクルな物語になっていますし、役者は八百屋舞台にヒィヒィ言いながら、力を分け与えながら頑張っている公演です。」

       

      りょう

       

      『髑髏城の七人〜Season花〜』(2017年)からさらに、謎めいた美しさに磨きをかける!りょうさん。

       

      「昨年は公演する土地土地の空気を感じながら新たな発見がありましたので、東京・博多での公演も楽しみにしております。昨年観てくださった方も、初めてご覧になる方も楽しめる作品になっていると思います。

       

      主演の生田斗真さんは、おバカな役が多いと言われていますけれども、とてもチャーミングなところが魅力な方だと思っています。全体をすごく見ていらっしゃって、頼りになる素晴らしい座長です。」

       

       

       

      新感線初参加。抜群の運動能力を活かして、フレッシュな風を吹き込む・中山優馬さん。

       

      「昨年の公演がすごく楽しくて、終わってしまうのが本当に寂しかったので、今年はたくさんの公演数が出来ることが嬉しいです。今日の登壇前に、斗真くんが僕の着ているシャツにコロコロをしてくれたので、キレイな状態で出てくることが出来ました。ありがとうございます!

       

      初めての新感線参加ということで、最初は少しビビっていたんですけど、いのうえさんを筆頭に皆さんゲラゲラ笑いながら作っている姿を見て、アットホームな現場にすごく安心しました。面白いことを作り出す現場なので、毎日稽古場に行くのが楽しみです。斗真くんからはたくさんアドバイスを頂いています。いい兄貴で、座長で、先輩です。」

       

      というコメントに対して生田さんは、

      「彼は本当に頼りになる後輩だと思います。お芝居が大好きなことが日々伝わってくるので、今後が楽しみです。」と、照れながらも、期待のコメントを返していらっしゃいました。

       

      偽義経(生田さん)、泰衡(中山さん)兄弟は、どうやら東京公演から新しくデュエットする部分が増えているそう。

      どんな歌が聞けるのか、楽しみですね!

       

      藤原さくら

       

      こちらも新感線初参加。独特のハスキーボイスが魅力のシンガーソングライター・藤原さくらさん。

       

      「初めての舞台で劇団☆新感線に参加させて頂けることを、本当に光栄に思います。私は、大陸渡りの歌うたい<静歌・しずか>という役を演じます。歌がすごく鍵になってくる作品なのですが、2020年版から、大阪・金沢・松本では歌わなかった歌が増えたり、新しい試みもありますので、精一杯歌わせて頂きます!

       

      もともと劇団☆新感線が大好きでよく観に行っていたので、まさか自分がその舞台に立つ日が来るなんてと思いましたが、皆さん本当に優しくて、あたたかく見守って頂いております。」

       

      粟根まこと

       

      鋭い眼光を放ちながらも、しなやかかつビシっと場面を締める、劇団員・粟根まこと

      「昨年に引き続きまして、正室の北条政子と側室のおかめの方との間で振り回される情けない頼朝を演じております。

       

      いのうえも言っておりましたが、若い力が溢れすぎて立ち回りが非常に多かったものが、今年度は少しそぎ落として、シンプルになって我々を少し楽にして頂いております。とは言っても、昨年も今年も私は殺陣が2手しかなくて、あとはただ逃げ回るという役なので、今年も精一杯逃げ回らせて頂きたいと思います。」
       

       

      山内圭哉

       

      新感線への参加は5回目!今回もお得意の“ボヤキ役”で活躍します・山内圭哉さん。

       

      「昨年は、大阪公演でお客様もウェルカムムードで迎えてくださって、非常に良いスタートを切ることが出来ました。今年は東京ですので、また気を引き締めて稽古をし直そうと思います。

       

      三宅さんだけが今回から稽古初参加なんです。僕らは1回やっているので、ついつい置いてけぼりにしがちなんですよね。「なんで、でけへんねん!」みたいな。三宅さんだけが初めてという状況が面白くて(笑) でも、今回はコンビの役でもありますので、守って行きたいと思います。」
       

      早乙女友貴

       

      本物の義経役、超越技巧の刀さばきを見逃すな!早乙女友貴さん。

       

      「昨年、『蒼の乱』以来で出演させて頂いて、すごく楽しかったのですが、やっぱり新感線って大変だなと実感しました。今回は、新感線史上殺陣が一番多いと、いのうえさんもおっしゃっていましたが、僕はこの間の29公演で7kgくらい落ちてガリガリになっちゃって(笑) 今回は69公演あるので大丈夫かなと心配もあるのですが、最後までエネルギーを出しながら楽しみたいと思います。

       

      前回公演での、斗真座長との殺陣はすごく楽しかったです。稽古入る前に2人で少し練習したりしていたので、やりやすくて、頼りになる座長だなと思いました。」

       

       

      三宅弘城

       

      本作には、東京・福岡公演からの参加。これまでの義経と弁慶とはひと味違う人間関係を築きます・三宅弘城さん。

       

      「今まで新感線でやらせて頂いた役は、うつけ者とロボットしかなかったんですけど、今回初めて比較的まともな人間をやらせて頂きます。武蔵坊弁慶ということで、長い錫杖での立ち回りは初めてです。そして、博多座・TBS赤坂ACTシアターも初めてなので、初めてづくしの公演です。50歳を過ぎてここまで初めてづくしなことはなかなかないと思うので、その幸せを噛み締めながら、経験者ばかりの中1人苦戦しております(笑)

       

      まともな人のセリフを話すのってこんなに難しいんだなって実感していまして、新感線では少しずれた役をやるのが日常だったので、恥ずかしい感じがしてしまうんです。「おい、行くぞ!」とかだけでもなんか恥ずかしくて…。“どういうトーンで言ったらいいかわからない!“っていう…。なので、あまり見たことのない武蔵坊弁慶になると思います(笑)」

       

      橋本さとし

       

      『メタルマクベスdisc1』(2018年)にて、21年ぶりに新感線の舞台に出演。今回も、重厚に、コミカルに存在感を発揮!橋本さとしさん。

       

      「劇団☆新感線に出る時に、まず始めにスイッチが入るのが、“ロック魂”なんですよね。劇団☆新感線には、僕の大好きなものがいっぱい詰め込まれています。ロック、おバカでカッコイイ、笑い、そしてちょっとグっとくるところとか、それが全部詰め込まれているのが、この『偽義経冥界歌』だと思います。これぞ劇団☆新感線!というものを観に来て頂きたいと思います。

       

      博多座公演は、僕の中で思い出がある場所です。劇団☆新感線が初・博多上陸の時に、出とちりをしてしまったという…。当時はいのうえさんも出演されていて、僕を追いかけるシーンなのに僕が出てこないから、いのうえさんを延々と舞台の上で走らせてしまったんですよ。その終演後、形相の変わったいのうえさんが楽屋に入って来て、出とちりをした理由を説明したら、今まで聞いたことのないハイトーンボイスで怒られたっていう思い出があります(笑) 今度こそ、リベンジだと思って、成長した姿をいのうえさんにお見せしたいです。楽しく、健康第一で最高の舞台をお届けしたいと思います。」

       

       

      偽義経冥界歌 製作発表より

       

      橋本さんによる、ハイトーンボイスで怒るいのうえさんの再現。なかなかのシャウトでした(笑)

      これには登壇の皆様、手を叩いて笑ったり、お腹を抱えて笑ったり、とにかく大爆笑!

      博多座の思い出が繰り返されないことを願うばかりです…(笑)

       

      偽義経冥界歌 製作発表より

       

       

      会見中、コメントにツッコみを入れたり、登壇者同士で質問をし合うなど、とても自由で、自然な仲の良さを感じ、「記者会見って、こんなに笑うものだっけ!?」というくらい、終始笑い声の響く和やかな雰囲気に溢れた会見でした。

       

      昨年よりもさらにブラッシュアップされて生まれ変わる『偽義経冥界歌』。登場人物の個性や人間ドラマを色濃く描きつつも、新感線ならではの笑いたっぷり、殺陣、アクションも満載。他では決して観られない極上のエンターテインメント時代劇を、どうぞお楽しみに!

       

      偽義経冥界歌 製作発表より

       

       

      いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』公式サイト
       

       

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      JUGEMテーマ:演劇・舞台

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        劇団☆新感線、旗揚げ39周年!

        “サンキュー(39)公演”と銘打っての興行作品第2弾は、いのうえ歌舞伎《亞》alternative『けむりの軍団』。

         

         

        チャンバラあり、歌あり、笑いあり!

        痛快で、爽快。そして人情味に溢れた、新たな“いのうえ歌舞伎”が誕生します!

         

        元号が「平成」から「令和」へと変わって2週間ほどの、5月13日(月)。

        その製作発表会見が行われたので、取材して来ました!

         

        製作発表会場の看板

        製作発表会場の看板! かっこいい!

         

         

        会見当日に、ビジュアルが初お披露目!色彩が美しく、一人一人の存在感が濃くてカッコイイ!

        このビジュアルを見て、「ついに始動するのだ!」というワクワク感がヒートアップします!

          
         

        シャンデリア

        美しいシャンデリアに照らされた会場。

        向こうには「けむりの軍団」の大きなロゴが。

         

         

        緊張感もあるけれど、どこかリラックスした雰囲気もあり、

        新感線らしい、柔らかい空気を感じました!

         

         

        今回脚本を務めるのは、16年の『乱鶯』以来の参加となる・倉持裕さん。

        演出は、主宰・いのうえひでのり

        主演は、劇団の看板俳優・古田新太。客演に、早乙女太一さん、清野菜名さん、須賀健太さん、池田成志さんと、Seasonは違えど IHI ステージアラウンド東京で公演された『髑髏城の七人』を逞しく戦い抜いた役者陣を迎え、高田聖子粟根まことらいつもの劇団員メンバーも集結し、これまでとはひと味違った王道路線の娯楽時代劇を創り上げます!

         

        “ドキドキ”と“ワクワク”が入り交じる中、製作発表会見がスタート!

         

         

        倉持裕

        脚本の倉持裕さん

         


        「今回いのうえさんから、黒沢監督の『隠し砦の三悪人』と太宰治の『走れメロス』を合わせた話で、というお題をいただきました。「激しいアクションは若い俳優に任せなさい」と古田さんに言われたので、アクションは早乙女さん、清野さん、須賀さんの担当にして、主人公達と対峙する大ボスにはそれなりの重みが必要なので、新感線の重鎮である、高田さん、粟根さんをイメージして書きました。

         

        前回の『乱鶯』は結構シリアスなお話だったので、今回はもう少し軽めで笑えるものにしようと心がけました。

        前回は古田さんを出ずっぱりにしてしまって、そのせいで古田さんから半ば本気で「殺すぞ」と叱られたので・・・(笑) 今回は必ず出番が終わった後はインターバルを置くように細心の注意を払っています。」

         

         

        いのうえひでのり

        演出のいのうえひでのり

         


        「いのうえ歌舞伎は、(座付き作家である)中島かずき君が書く、少年ジャンプ的な熱い男の子の芝居が多いが、劇団員の高齢化が進んでいるので、そのスタイルをやるのはきつくなってきた。そこで、劇団員メインでやるときは別路線として、倉持君などに頼んで年相応な“いのうえ歌舞伎”を創って行こうというのがコンセプトです。

        出来るだけちゃんとした時代劇を、黒沢をオマージュして、人間ドラマを描けたらと思っています。」

         

        前回の『乱鶯』(ブラック) =渋い、大人っぽさを表現
        今回の『けむりの軍団』(オルタナティブ) =もっとバカバカしく、新古典を描く。

         

        とのこと!

         

         

        古田新太

        本作の主演で、劇団の看板役者・古田新太

         

        「僕は劇団員なので、「古田、これで」って言われたので、「はい」と言いました。

        (芸能生活35周年を振り返って)未だに僕がやりたいお芝居に手が届いていないのに、35年経っちゃたんですけど・・・。とりあえず代表作になればいいなぁと。いつも僕は、「代表作は次回作です」と言っているので。これが代表作になればいいなと思っています。」

         

         

        早乙女太一

        新感線参加は6度目。卓越した刀捌きを見せ、今やすっかり“準劇団員”・早乙女太一さん

         


        「“動き担当”です。17歳の頃に初めて出させてもらい、いつかは古田さんと刀を合わせたいと思ってから10年経つので、やっと共演出来ることが何よりも嬉しいです。

        でも、古田さんももう初老の域に来ているので(笑)
        今が倒し時なのではないかなと。テクニックでは全然勝てないですけど、若い体力でついて行きたいと思います。」

         

         

        清野菜名

        『髑髏城の七人』Season花 (2017) では華麗な立ち回りが話題となった・清野菜名さん


        「“おてんばな動き担当”です。私は新感線が2度目で、今回記念すべき作品に参加出来ることを本当に光栄に思っています。

        でも、本格的な時代劇が初めてなので、台本を読んでも言葉がわからなかったり、なかなか進まなかったりとか苦戦しそうなので、皆さんから勉強させていただきたいと思っています。」

         

        須賀健太

        『髑髏城の七人』Season月<上弦の月>(2017〜2018年) での、アグレッシブで人情に厚い役どころが記憶に新しい・須賀健太さん

         


        「いのうえさんの“千本ノック担当”です。

        僕はもともと舞台をやりたいと思ったきっかけが劇団新感線さんの作品だったので、今回は劇団員の皆様ほぼオールメンバーということで、(前回以上に)僕が見ていた新感線に出られるんだなっていうことが、凄く幸せなんですけど、稽古が今から心配ではあります。

        (今回は、お姫様である清野さんを守る役ですが)今日は打ち合わせ無しで二人とも茶色い衣装なので、ここからちゃんと心が繋がって行けるのではないかと思っています!(笑)」

         

         

        高田聖子

        美女にも悪女にもなれる、コミカルな芝居が魅力な劇団員・高田聖子

         

        「劇団員的にも、役柄的にも、重鎮です。主に“嫌われもの担当”だと思います。

        39(サンキュー)公演という響きが明るいので、てっきりネタものだと思っていました。でも、脚本を読ませていただいて、凄く面白いし、落語的な楽しさもあるような感じがして、今の我々らしいネタものはこういうオルタナティブなのかもしれない、と思っています。」

         

         

        粟根まこと

        今回の役どころは住職!幅広い演技力で、独特の存在感を放つ劇団員・粟根まこと

         

        「劇団員の重鎮、その2です。

        私の立場は“へりくつ担当”です。前回はすぐに死んで、古田君にしか見えない幽霊だったので、今回は他の皆さんと敵になったり味方になったりしながら絡めることを楽しみにしています。」

         

         

        池田成志

        新感線参加はなんと13回目!毎度、天才的なコメディセンスが光る・池田成志さん

         

        「今回は、新感線では初めてくらいのちょっぴりいい人なので、少しばかり緊張しながら、稽古を迎えるかと思います。

        (台本の)厚さが電話帳ぐらいあるんですよ。長いなと思って読み始めたら、非常に面白くて、どこかカットする方向で考えようとしたんですけど、意外ときっちり入り組んでいて、(全てに伏線があるので)非常に悪辣な本になってまして、テンポをあげないと面白くないし、でもテンポを上げると体力を消費する。今から戦々恐々としています。」

         

         

         

        会場全体
        登壇者全員の挨拶もとても個性豊かで、会場には常に笑い声が響きます(笑)

         

         

        ここで、取材陣の中から以下のような質問が!


        Q.今回古田さんが演じる役が《策士で、周りを巻き込んで翻弄していくという役柄》ですが、みなさんが《翻弄したり、されたりした経験》はありますか?

         


        ここでも、かなりバラエティーに富んだエピソードが続出。

         

        倉持「仕事。特に、映像の現場などは直しの繰り返しで翻弄されている」
        いのうえ「ステージアラウンドで公演した2年間」
        古田「その時々で愛した女性」
        早乙女「『髑髏城の七人』Season月<上弦の月>の本番中に、全く自分の台詞では無いところで台詞を叫んだ、須賀健太」
        清野「翻弄されたことが無いので、されてみたい!」
        高田「そもそもこの劇団に入ったこと。踊らされたまま、気づいたら重鎮になっていた」
        粟根「ゲーム会社。色んな機械を買わないとやりたいゲームが出来ない。いっぺんに出してほしい」
        池田「昔、渡辺いっけいさんから下ネタだらけの留守電をもらい、仲がピリついたが、留守電の犯人は、渡辺いっけいの物真似をした、古田新太だった」

         

        など、上記だけでもかなり内容の濃いものばかりなのですが、今回特筆したいのは、須賀健太さんの翻弄されたというお話。。

         

        「早乙女太一さんがご飯によく誘ってくださって、(日付と場所が指定されるので)僕しか呼ばれてないと思って喜んで行くと、だいたい柄本時生くんが隣にいて、俺は2番目なんだなと。凄いフランクな感じなので、翻弄されてます。」

         

        なんとも可愛い嫉妬エピソード! なのですが!
        その話を隣で聞いている、早乙女さん。
         

        須賀健太と早乙女太一

         

        ・・・の顔! 加害者と被害者の温度差(笑)
        「あなたの話をしているんだよ!」と思わず突っ込みたくなってしまう程、ただ遠く、一点を見つめる姿が面白かったので、最後に共有させてください(笑)

         

        「高齢化」「動きたくない」「長い」など、愛があるから言える愚痴も含め、終始和やかで、それぞれが本作に持つ期待感と、「新しい“いのうえ歌舞伎”を創るのだ!」という団結した強い眼差しが印象的な会見でした。

         

         

        39(サンキュー)興行第2弾『けむりの軍団』。
        どんなエンターテインメントを魅せてくれるのか、今から楽しみで仕方がありません!

         

        フォトセッションより

         

        製作発表の様子は、演劇動画ニュースサイト『エントレ』にて動画でも公開中です!

         

         

        劇団☆新感線39興行・夏秋公演

        いのうえ歌舞伎《亞》alternative『けむりの軍団』

        [作] 倉持裕 [演出] いのうえひでのり
        [出演] 古田新太 / 早乙女太一 清野菜名 須賀健太 高田聖子 粟根まこと / 池田成志

        2019年7月15日(月・祝)〜8月24日(土)/東京・TBS赤坂ACTシアター
        2019年9月6日(金)〜23日(月・祝)/ 福岡・博多座
        2019年10月8日(火)〜21日(月)/大阪・フェスティバルホール


         

         

        『けむりの軍団』が楽しみで、今から待ち切れない!

        という皆様には、是非、『けむりの軍団』でサンキューを叫ぶ前に、過去のいのうえ歌舞伎作品を観て、さらに愛を深めていただきたいと思います!

        今年の夏秋を、皆で熱く盛り上がりましょう!!
         

         

         
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          現在、豊洲のIHIステージアラウンド東京にて最後の『メタルマクベス』であるdisc3がグルグル回っている新感線。

           

          この度、来年上演のいのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の製作発表が行われましたので、イーオシバイも取材に行って来ました!

           

           

          2019年は、新感線の旗揚げ39周年。

          ということで、『偽義経冥界歌』は39(サンキュー)公演と名付けられています。

          2019年の春に大阪・金沢・松本公演を行い、間に別の興行を挟んで、2020年の春に東京・福岡公演を予定。※公演の詳細は公式サイトへ。

           

          いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』公式サイト
           

          今回の製作発表への登壇は、主演の生田斗真さんを筆頭に、りょうさん、中山優馬さん、藤原さくらさん、粟根まことさん、山内圭哉さん、早乙女友貴さん、橋本じゅんさん、三宅弘城さん、橋本さとしさん、そして、演出・いのうえひでのり、作・中島かずきら、総勢12人が揃い、会場には溢れんばかりのメディアが集結、注目の高さを感じさせる会見となりました。

           

          登壇者各人の意気込みに加え、「誰への感謝(サンキュー)を伝えたいですか?」という質問や、偽義経の“おバカポジティブ”なキャラクターに引っ掛けた「自分でポジティブと思う箇所」等の質問には、一癖も二癖もある登壇者のユーモア溢れる返答が飛び交うなど、会場は終始笑いに包まれていました。

           

          以下、その様子を一部抜粋してお届け!

           

           

           

          登壇者のコメント

           

           

           

          作・中島かずき

           

          (会見が)荘厳な音楽で始まりましたが、いつもの新感線らしい賑やかな芝居になるのでご安心ください(笑)。

           

          生田くんと僕とは『スサノオ』以来10年以上になります。ずっと一緒にやりたいなと思ってたんで、この機会ができて嬉しく思ってます。 新感線に出るからには図抜けた明るさを持ったキャラクターをやってもらえればなと思います。

           

          二転三転する芝居で、展開もドラスティックに動いていきますので、最後まで楽しんでいただけると思います。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          締切にくじけないところ!

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          何よりお客様に。同時に、一緒にやってきてくれたメンバー。後は色々と大変なことも与えてくれますけど、ここまでやり続けさせてくたれ演劇の神様に。

           

           

           

          演出・いのうえひでのり

           

          久しぶりの普通の劇場、回ることを考えなくて良いのがまず新鮮です。

           

          内容的には少年漫画でファンタジーで、これぞ「ザ・新感線」という内容になってます。チャンバラ版アベンジャーズみたいな(笑)。

           

          (生田くんは)いのうえ歌舞伎の初主演なので、思いっきり暴れてもらいたい。

          それを支えるメンバーも、ほぼ準劇団員と呼ばれている新感線を経験されている方が多いし、大変心強いメンバーです。藤原さくらさん、中山優馬くんの若い二人のフレッシュな登場も、とても楽しみにしております。

           

          (回る劇場で手に入れた武器は?の質問に、)一緒に戦ってきた仲間ですね!(場内大爆笑)。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          芝居を今も続けているところ。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          お客さん、スタッフ、関係者各位いろいろとサンキューありますが、特にこの2年の回転劇場で疲弊した、小道具をやっていた高橋岳蔵くん、インディー高橋くんに感謝!(笑)

           

           

           

          生田斗真(源九郎義経)

           

          2年前に『VBB』で新感線の皆さんとご一緒した時に、いのうえさんから「次は斗真でいのうえ歌舞伎をやりたい。斗真のために考えている企画があるから一緒にやらないか」と言われたところからこの企画がスタートしました。

           

          2年間客席をグルグル回していた新感線さんが、今度は、自らが地方都市をグルグル回るという企画が非常に面白いなと思いまして、今からワクワクしています。

          今回は新感線の39周年興行・サンキュー興行ということなので、僕も地方の皆様に、沢山のサンキューを届けたいと思っています。

           

          (これが初共演となる中山優馬さんへ)これまでそんなに共演経験も無いですし、同じ会社にいながらなかなか交流する機会が無かったので、こうやって一緒にお芝居ができることをすごく嬉しく思います。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          深く悩んだりしないところ。イヤな事とか、反省しなきゃいけない事があっても、一晩寝ると新たに立ち上がれるところ。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          僕自身を演劇の道に導いてくれた、新感線の皆さんにサンキューを言いたいです。そして、39周年で、地方のお客様にもサンキューを言って回る興行に僕を呼んでくれたことに感謝しています。

           

           

           

          りょう(黄泉津の方)

           

          昨年まで(IHIステージアラウンド東京で)グルグル回ってましたりょうと申します。

           

          今回、黄泉津の方という奥州・奥華の秀衡の妻、そして奥華一族の巫女長になります。妻として、泰衡の母として、巫女長として、それぞれ表情を上手くできたら良いなと思っております。

           

          昨年、(『髑髏城の七人』Season花で)グルグルしていた頃に、また次に出させて頂きたいなと思いまして「もしもチャンスがあればよろしくお願いします」とアピールしておりました。これがこんなに早く実現して、ほんとに嬉しく、ありがたく思ってます。ただ、ちょっと大きくアピールしすぎて、第一稿見たときに、ちょっとドキッとすることがあったんですけど……(笑)

           

          (新感線の印象を聞かれ) 楽しいですね!毎日楽しかったです!ご飯も食べに行って、呑みに行って!

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          一つの作品をやるまでに、ものすごくいろんな事を考えて、準備をしないと安心しないんですが、やる時はそれを全部捨てる!これってポジティブ?(笑)前向き、ですね!

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          (生田くんの言葉を受けて)そうだよねー!。私も準劇団員の座を狙ってますので、ここで、いのうえさんや中島さん、新感線の方にサンキューを言いたいと思います。今後共よろしくお願いします!

           

           

           

          中山優馬(奥華次郎泰衡)

           

          今回、こんな素晴らしいキャストの皆様とご一緒させていただけると聞き、ほんとにありがたく、少し緊張もしております。

           

          斗真くんの弟を演じさせていただきますが、自分には兄がいないので、兄貴が出来たことに嬉しく思います。精一杯楽しみながら、自分の役を全うしたいと思います。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          あまり落ち込むことがなくて。周りからも「あまり相談してこないね」と言われるんですけど、落ち込むことがないので相談することが無いんです。そんな感じです(笑)。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          大阪から一緒に出てきた愛犬に。僕の全てのストレスを吸い取って頂いている愛犬に感謝しています。

           

           

           

          藤原さくら(静歌)

           

          今回こんなに大きなお話を頂いて、自分にできるのかと最初は不安に思ったこともありました。でも今まで、新感線の舞台を一お客さんとして見に行っていたので、この舞台に自分が立てるということを本当に、幸せに思います。がんばります!

           

          (新感線の印象を聞かれ)お友達も沢山出ていた舞台で、よくお話も聞いていたんですけど、非常にみんなよく呑まれるという話を聞きまして、負けじと食らいついていこうと思います!

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          自分が並んでいる隣のレジの列がすごく早くても、あまり気にしない!(笑)

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          今回新感線に出るにあたって、それを楽しみと言ってくれるファンの皆さんに感謝を伝えたいなと思います。サンキュー!

           

           

           

          粟根まこと(源頼朝)

           

          今現在、豊洲で(『メタルマクベス』disc3で)回っている劇団員の粟根まことです。

           

          日本人なら誰もが知っている武家の棟梁・源頼朝を演じることになるとは、想像もして無かったのですが、台本を読みますと、目つきが悪く、性格が悪く、疑り深いと表現されていましたので、通常営業で行きたいと思います。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          もともと疑り深いネガティブな性格なので、このネガティブを前向きに捉えて、自分の武器にするというポジティブさで頑張っていってます。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          お客様はもちろん。後は、スタッフの皆さんに我々は支えられております。表方はこうして光の当たる場所に居させてもらいますが、スタッフの皆さんには本当にお世話になっておりますので、39興行を機会に大きな声でサンキューと伝えたいと思います。 

           

           

           

          山内圭哉(常陸坊海尊)

           

          私も昨年『髑髏城の七人』Season風でグルグル回ってまして(笑)。もう二度とグルグルしたくないなぁ(笑)とは思ったわけですが、早くもまた新感線に呼んで頂けて。

          今度は普通の劇場で地方公演からスタートという、二年間豊洲にいらっしゃった劇団員の皆さんの、開放感というか、ある種の「遊びに行こう!」くらいの気持ち、そこを一緒に楽しみたいなと思っております。

           

          (新感線初参加の人たちにアドバイスを聞かれ)頑張るより楽しんだほうが良いと思います。その方が近づくと思います。答えに。(会場からおーという関心の声)

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          我慢をせーへんこと。思ったことをそのまま大きい声で言う!「しんどいわ!」とか声をでかめに言うと、いけたりするんですよね(笑)。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          生きていると色々と感謝することはあるんですけど。新感線さんの舞台に出させていただくとホントに大変なんです。体力、声、消耗して行くんですけど、カーテンコール終わって楽屋帰って来ると、独特の達成感があるんですね。なんやろ、生きててよかった!みたいな。毎ステージそれがあるんですよね。それをまた今回感じさせてもらえることに感謝したいと思います。

           

           

           

          早乙女友貴(遮那王牛若)

           

          新感線に参加させてもらうのは、今回で二度目。前回は17才の頃に参加させてもらって、その頃はすごく緊張して、常に体に力が入った状態でやっていて、あまり楽しむということができなかったので、今回は楽しみにながら、良い意味で力を抜いて、最後まで頑張りたいと思います。

           

          (初参加時の新感線の印象)ワチャワチャやってる大人がいっぱいいるなと思いました(笑)。すごく楽しそうで、でも、僕は緊張してしまってその余裕が無かったので、今回は楽しみながらやれたらなと思います。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          嫌なことがあっても「これも経験だ」と思うことがポジティブだなと思ってて。ついさっきも外を歩いていて、思いっきり肩を当てられて、舌打ちされたんですけど、これもまあ経験だ(笑)と。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          僕は、『髑髏城の七人〜アオドクロ』で染五郎(現 松本幸四郎)さんの殺陣を見て、すごく感動して、こんなにかっこいい舞台があるんだと思って、そこから殺陣を一生懸命やろうと思えたので、それを新感線さんにサンキューと言いたいです。

           

           

           

          橋本じゅん(武蔵坊弁慶)

           

          どうみても圭哉くんの方が弁慶なんですけど(笑)、弁慶やらせて頂きます。

          僕も粟根さんと一緒で、まだ豊洲でグルグル回っているので、ちょっと普通の劇場が想像できなくなってしまって、今や憧れています(笑)。いやでも、今年一杯はグルグル回りますよ!それはそれでとっても良いんですが。

           

          今回は新感線の王道というか、どストレートな新感線で、“大人の悪ふざけ”を東京から離れた大阪から爆発させたいと思います。まだ見たことがないというお客様も沢山居られると思うので、久しぶりの大阪なので、沢山来て頂けらなと思います。ほんとに楽しんで元気に大暴れしたい。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          電車で寝てて降り過ごしてしまっても、「でも、もうええわ。寝よう」って寝るところ(笑)。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          まったく皆さんの言う通りなんでが、じゃあ、僕はここで両親に、産んでくれてありがとうと(笑)感謝したいなと思います。

           

           

           

          三宅弘城(武蔵坊弁慶)

           

          新感線に参加6回目になるんですけど、今までは大体、ちょっと頭のあまりよろしくない、お馬鹿な役が多かったんですが、今回、はじめて、まともな役(笑)というか、しかも義経をサポートする弁慶という大役を仰せつかることになりました。自分にとっても、新感線における新たな挑戦だと思うので。

           

          ただ、まだ再来年(三宅さんが参加される東京公演は2020年)の話なんで、ちょっと、なんにもピンとこないんですけど(笑)。来年に話をすると鬼が笑うといいますが、再来年は何が笑うのか(笑)。ちょっと期待して再来年を待ちたいと思います。

           

          (新感線初参加の人たちにアドバイスを聞かれ)食べた方がいいですね!痩せるんですよ。ダイエットと思わずに摂取しないと体が持たないので。食べることも楽しんで、動くことも楽しんで、お芝居もできてスポーツもできるという中々無い場所なので、楽しいと思います(笑)。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          サウナに行くと、大体嫌なことは忘れられるので、そのサウナ欲への姿勢は、ポジティブかなと思います。

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          ここまでやってこれた全ての状況に感謝します。

           

           

           

          橋本さとし(奥華秀衡)

           

          この間の『メタルマクベス』disc1で、21年ぶりに新感線に復帰しました。「21年ぶりに橋本さとしが出るぞ!」と数名の方が(笑)、これは貴重だぞと見に来て頂いたんですけど(本作の情報を受けて)「お前また出るんかい!」と先輩とかによく言われまして(笑)。

          ただ、僕の中ではかずきさんが書いた本を、いのうえさんの演出でできるというのは、ある意味これでほんとに帰ってきた気持ちになるんじゃないかなという気がしてます。

           

          あと、新感線をやめて全てを失ったと思っていた時に、占い師の方に「あなたの人生のピークは53、54あたりでやってくる」と言われまして、来年僕53才で、人生のピークを劇団☆新感線で迎えることができるという(笑)。僕一人の人生のピークを、これが終わったら僕は後は落ちるだけなんで(笑)、ぜひ見届けて頂きたいなと思います。

           

          間違いなく、皆さんと一緒に最高の作品になると思いますんで、ぜひ見に来てください。

           

          ★自分がポジティブなところはどこ?

          O型の牡牛座なんで、結構のんびりしてると思われるんですけど、意外と凹むんですよね。昔、じゅんさんに、僕が凹んで相談したんです。その時言われた「さとし、あかんのだったらそのまま海の底まで沈んでしまえ。へんに抵抗すると無駄な体力を使うから、そのまま委ねて底まで沈め。沈んだところに、底が見えた時に、蓄えていた力を振り絞って、底を蹴り上げたら上に行けんのや。そしたら、美味しい空気が吸えるぞ」というのが僕の座右の銘です。 ネガティブだったら、ネガティブのままで良いんだと。ネガティブ・ポジティブで(笑)。

           

          (と、ここでじゅんさからツッコミが)

          じゅん「僕は【川】って言ったんですよ。海は深すぎる、死んでまうなと(笑)。川は割と底まで数mだから(笑)」

          さとし「今日から川に変えます(笑)」

           

          ★誰に39(サンキュー)を伝えたい?

          劇団☆新感線、家族、そしてお客さん、そして、今日お集まり頂いて宣伝していただける皆さん、サンキュー。そして、どんなしょーもない事をやっても、拾ってくれる山内圭哉にサンキュー!

           

           

          ◆  ◆  ◆

          以上です!

          まだまだ全容が見えない『偽義経冥界歌』ですが、中島かずき脚本の“いのうえ歌舞伎”の完全新作は、2014年の『蒼の乱』以来となります。

          どんな内容になるか、今からたのしみですね!

          『偽義経冥界歌』をどうぞお楽しみに!

           

          いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』公式サイト

           

           

          JUGEMテーマ:演劇・舞台

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            現在、豊洲・IHIステージアラウンド東京にて“Season月”の2チームが大絶賛グルグル中の『髑髏城の七人』。

            そしてこの度、今回の『髑髏城の七人』ロングラン公演の最後を飾る、『修羅天魔 〜髑髏城の七人 Season極』*の製作発表記者会見が行われましたので、イーオシバイも取材に行って来ました!

             

            “完全新作”をうたう新生ドクロとなった“極《ごく》”。

            天海祐希さん&古田新太さんをはじめ、豪華メンバーが勢揃いした記者会見の一端を、皆さんにもご案内です!

             

             

            会見会場は、赤坂にあるライブハウス・マイナビBLITZ赤坂!

            赤坂ACTシアターのお隣ということで、観劇人にも馴染みのある会場。

             

            今回の会場はマイナビBLITZ赤坂!

             

            今回の会見も、『髑髏城の七人』ではすっかりお馴染みの一般観覧者の方々と一緒に参加するスタイル。会場前には入場を待ちわびる方々がずらりと並ばれています。一般の方が居ると、その熱気で会場がグンっと盛り上がるので、こちらもワクワクが抑えられません。

             

             

            会場のステージ上には巨大なスクリーン!「修羅天魔」のロゴが映えます。

            実は今日の会見のオープニングは、TBSの番組「ひるおび!」にて生中継されるとのこと、そのリハ等もあり、ちょっと会場は緊張気味。

            リハではキャスターの恵俊彰さんの声が聞こえてきて「おお!」とどよめきも。

             

            さて、そうこうしているうちに、会見がスタートです!

             

             

            ド派手な音楽が鳴り響き、スクリーンの中に黒い甲冑に身を包んだ髑髏党が登場!

            ところ狭し暴れまくります。

             

             

            サイケな彩りの中に現れるタイトル!

             

             

            そして!なんとホンモノの髑髏党一派が、ステージ上に登場!

            バク転や殺陣の動きがスゴイ!

             

             

            「今ココに新しい物語が始まる……『修羅天魔』!」

            のアナウンスと共に白煙!そこに現れたのは……!

             

             

            というわけで、キャストの方々が揃いました!

             

             

            左から

            三宅弘城さん 山本亨さん 竜星涼さん 古田新太さん 天海祐希さん 福士誠治さん 清水くるみさん 梶原善さん

             

            皆さん、黒をベースとしたシックな服装。大人の魅力です。天海さん、とてもセクシー!

             

            ここで、生中継の「ひるおび!」の恵さんとちょっと軽妙なキャッチボール!

            この様子をTVでご覧になった方も多いのでは?

             

            天海さん「『修羅天魔』いよいよ始まります!ぜひ皆さん足をお運び下さい」

            古田さん「まあまあ面白いですよ!(笑)」

             

             

            その後は、公演の成功を祈って鏡割り!

            このお餅は、後でスタッフが美味しく頂いたのでしょうか?(笑)

             

            さて、それではいよいよ皆さんにお話を聞いて行きます!

             

             

            「最高齢ドクロ」「俺はあんまり動かない」「リアルで鼻血」「愛している人の頼みは断れない」「干し芋!」「見所は俺の出るところ」等など名言・至言?が飛び交う会見の模様は、今回も演劇動画ニュースサイト《エントレ*から、動画にてお届け!

            *外部サイトに移動します

             

             

             

            『修羅天魔 〜髑髏城の七人 Season極』は、今回の『髑髏城の七人』プロジェクトの最後を飾る作品。もう一つの『髑髏城の七人』ではあるものの、スピンオフでもなく、前日譚でもなく、これまでとまったく違う視点から物語世界が構築されていく、あくまでも“新作”という位置づけとのこと。

             

            90年の初演から7年毎に再演されて来たドクロですが、今年は奇しくも4周期目・28年目にあたる2018年。このドクロイヤーに新作としてのドクロ『修羅天魔』が見られるのは嬉しい限りです。

             

            筆頭“準劇団員”とも言える天海祐希さんと新感線の看板役者の古田新太さんのコンビと言えば、未だイーオシバイでも高い人気を誇る『薔薇とサムライ』が記憶に新しいところですが、『修羅天魔』もとてつもない作品になりそうな予感が、今からヒシヒシと感じています!

             

            また、『サイケデリック・ペイン』での弾けた歌声が魅力的だった福士誠治さんに、福士さん共々今回初の新感線とながらアクションも演技も期待される竜星涼さん、清水くるみさんは『乱鶯』でとてもチャーミングな姿を見せてくれました。

             

            そして、三宅弘城さんが演じる〈カンテツ〉はなんと2004年上演の『アオドクロ』で三宅さん自身が演じられた人気キャラクター。

             

            山本亨さんと梶原善さんは古田さんと2004年の『アカドクロ』で共演した円熟の組み合わせですし、裏切り男〈三五〉にはご存知・劇団員の河野まさとさんが、そして実は密かにファンが待ちわびていた、全シーズンでアクション監督として携わっていた川原正嗣さんがついにステージに上がります!

             


            天海さん演じる〈極楽太夫〉と古田さん演じる〈天魔王〉を巡る愛憎劇は果たしてどこに向かおうとするのか、〈捨之介〉と〈蘭兵衛〉がいないとすれば一体誰が“七人”となるのか、そして過去のドクロとくらべても一際浮き彫りにされる織田信長の存在はこの物語にどういう形で影を落とすのか…。

             

            劇団☆新感線が新たに挑む、もうひとつの『髑髏城の七人』の可能性、『修羅天魔』にどうぞご期待下さい!

             

            できたてホヤホヤ!公演ポスター!

             

            ONWARD presents 劇団☆新感線『修羅天魔 〜髑髏城の七人 Season極』Produced by TBS 公式サイト*

            日程:2018年3月17日(土)〜5月31日(木)

            会場:IHIステージアラウンド東京

            公演の詳細は、公演公式サイト*からどうぞ!

             

             

            《髑髏城の七人》シリーズをDVDでチェック!

             

            新たな魅力を次々に生み出している『髑髏城の七人』花鳥風月極。

            ぜひこれまでのドクロと見比べて見て下さい!

             

            劇団☆新感線『髑髏城の七人』シリーズDVD一覧/イーオシバイ

             

             

            ☆こちらもオススメ!

            古田新太 VS 天海祐希 これぞ娯楽超大作!!歌あり!ダンスあり!笑いあり!アクションあり!

            『薔薇とサムライ』DVD

             

             *=外部サイトに移動します

             

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            JUGEMテーマ:演劇・舞台

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              大好評であった“花”、“鳥”に続き、現在は“Season風”が絶賛グルグル回っている『髑髏城の七人』。

              この流れに続く、『髑髏城の七人』Season月の製作発表記者会見が行われましたので、イーオシバイも取材にお邪魔して来ました!

               

              新感線初となるダブルチーム制&超ワカドクロと言われるフレッシュなキャスト陣が勢揃い!

              なんとも綺羅びやかで豪華な記者会見の一端を、皆さんにもご案内です!

               

              今回の会場は豊洲PIT!

               

              会見会場は、新豊洲にある豊洲PIT!

              こちらは2015年に新感線35周年を記念して開催された『新感線MMF(新感線音楽(Music)&映像(Movie)&祭り(Festival) )』で使用された会場でもあるので、新感線ファンの方なら思わずニヤリとしてしまうチョイスです。

              ちなみに、PITからは隣駅のステージアラウンド東京が良く見えます。

               

              会場の前には激烈な競争率を勝ち抜いた一般観覧者の方々が、既に黒山の人だかり。

              手には応援ウチワのような物も持っている方も居て、何だかただの記者会見とは思えぬ盛り上がりです。

               

               

              ライブハウスらしい暗めの照明と、スポットの当たるステージ上では大きなスクリーン。

              スタッフの方の前説で「もしかしたら自分の前をキャストが歩くかも!?」と察したお客さんからは、どよめきと歓声が上がり、どんどん期待値が上がって行きます!

               

              そして、いよいよ会見のスタートです!

              冒頭では、前回の“風”の会見同様、劇場のステージアラウンド東京、そして“花”“鳥”“風”と連なる『髑髏城の七人』の説明が、場内のスクリーンに映し出されます。

               

              その後、お待たせしました!いよいよキャストの皆さんの登壇です。

              今回は、舞台の下、最前列のお客さんの前を横切る形で左右から皆さんが登場!歓声が大爆発します!

               

               

              キャストの皆さんが次々に登壇されるのですが、

               

               

              お気づきでしょうか?

               

               

              何だか舞台の中央に、

               

               

              まーるいものが浮き上がって来ました。

               

               

              あ、ライトが当ってわかりました!月ですね!“Season月”なだけに!

               

               

              全員揃った?いえいえ、肝心のあの方達がいません。

               

               

              ちょっと視点を変えて正面から。

              さあ、音楽が盛り上がって……!

               

               

              月が弾けた後に、二人のシルエットが!

               

               

              お待たせしました!月うさぎコンビ!

              Season月なだけに!?

               

              立ってるだけでカッコイイ

               

               

              もちろん!《上弦の月》チームの座長・福士蒼汰さん&《下弦の月》チームの座長・宮野真守さん!

              会場は拍手と歓声で大賑わい!

               

               

              というわけで、キャストの方々が揃いました!

              左から

              <下弦の月> 羽野晶紀さん 松岡広大さん 木村了さん 廣瀬智紀さん 鈴木拡樹さん 宮野真守さん

              そのまま右に

              <上弦の月> 福士蒼汰さん 早乙女太一さん 三浦翔平さん 須賀健太さん 平間壮一さん 高田聖子さん

               

               

              ちなみに、各キャストの皆さんが登壇される時に、壇上のモニターには紹介の映像が流れるのですが、何故か高田聖子さんの時に羽野晶紀さんの映像が流れてしまうというハプニング。(もちろん羽野さんの時には羽野さんの紹介映像が流れました)

               

              あれ!聖子さんの映像は!?と戸惑いながらも進行したのですが、全員揃った時に、改めて聖子さんが笑いたっぷりで自己紹介。会場は大爆笑。うーん!さすがです!

               

               

              さて、それではいよいよ皆さんにお話を聞いて行きます!


              「超若ドクロ」「意外と若くないドクロ」「嘘教えますね」「お母さんの年はいくつ?」等など名言・至言が飛び交う大盛り上がりとなったこちらの会見の模様は、せっかくなので、演劇動画ニュースサイト《エントレ》から、動画にてお届け!

               

               

              今回の《Season月》は、《上弦の月》と《下弦の月》と称してダブルチームを編成。

              それぞれが交互に登場するという上演スタイルで、新感線としても初めての試みとなります。

               

              演出のいのうえさんと作家の中島さんは、どこかイタズラが成功したかのようなニヤニヤした笑いを秘めいて、若いキャストの方々は緊張感を持ちつつも溢れんばかりの熱量を垣間見せてくれて、この融合が果たしてどんな新しい「ドクロ」を作り上げるのか、とても楽しみです!

               

              11月23日(木・祝)より始まる『髑髏城の七人』Season月

              これまでにない、更なる進化を遂げる、全く新しいドクロ。

              今度はどんな舞台になるか、皆さんもどうぞお楽しみに!

               

               

              こちらの記事もあわせて読んで欲しい!

              【動画11分】福士蒼汰「勢いと若気の至りを」劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月 製作発表レポート/エントレ

               

               

              ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月 Produced by TBS 公式サイト

              日程:2017年11月23日(木・金)〜2018年2月21日(水)

              会場:IHIステージアラウンド東京

              公演の詳細は、公演公式サイトからどうぞ!

               

               

              《髑髏城の七人》シリーズをDVDでチェック!

               

              新たな魅力を次々に生み出している『髑髏城の七人』花鳥風月極。

              ぜひこれまでのドクロと見比べて見て下さい!

               

              劇団☆新感線『髑髏城の七人』シリーズDVD一覧/イーオシバイ

               

               

               

               

              [カテゴリー]:E!スタッフ・取材に行ってきました!

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                先日、大好評のうちに千秋楽を迎えたSeason 花に続き、現在Season鳥が絶賛グルグルまわっている『髑髏城の七人』。豊洲の髑髏城(IHIステージアラウンド東京)は、連日熱狂に包まれております。

                 

                その『髑髏城の七人』の第3弾となる、《Season風》の製作発表記者会見が行われましたので、イーオシバイも取材にお邪魔して来ました!

                 

                《花》、そして《鳥》に続く《風》の中身は!?

                キャストの皆さんの意気込みは!?

                とても楽しい記者会見の一端を、皆さんにもご案内です!

                 

                ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season風 Produced by TBS 公式サイト

                 

                ONWARD presents

                劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season風

                Produced by TBS

                製作発表記者会見に潜入!

                 

                IHI本社に設けられた会場

                 

                今回の会見の開場は、IHIの本社!

                広い1Fのロビーに特設の会場が設けられ、ゴージャスな金色の垂れ幕がステージを覆っています。

                ロビーなので、普通にビルを利用されている方が「何事?」と驚き足を止めてる姿もチラホラ。

                会見に特別招待されている一般のお客様も居て、これから始まるイベントに、ワクワクが止まりません。

                 

                さあ、そしていよいよ会見のスタートです!

                冒頭では、作品である『髑髏城の七人』、劇場のステージアラウンド東京、そして現在上演中の《Season鳥》の詳しい説明が場内のスクリーンに映し出されます。

                 

                そして!司会の方の合図と共に巨大な垂れ幕が下がると、そこにはキャストの方々がズラリと勢揃い!

                 

                 

                左から

                岸井ゆきのさ

                生瀬勝久さん

                向井理さん

                松山ケンイチさん

                田中麗奈さん

                橋本じゅんさん

                山内圭哉一さん

                …と思いきや?

                 

                黒と金・黄色をキーカラーとした衣装で統一された、大人な雰囲気!

                会場からどよめきと拍手が巻き起こります。

                 

                ……なのですが。

                 

                おや?

                 

                あれ?

                松山さんの様子が……

                 

                生瀬さんから「実は、(この松山さんは)影武者なんです!」という衝撃の事実!

                どうやら人形のよう。

                 

                え!じゃあ本物は!?

                と、そこで後ろから歓声が。

                 

                 

                なんと!会場の後ろ、観覧席の間を縫って、松山ケンイチさん(本物)が登場!

                会場は再び大きな歓声と拍手に包まれます!

                 

                 

                というわけで、改めて7人(+影武者)揃い踏み。

                 

                今回の《Season風》では、天魔王と捨之介が織田信長の影武者であったという『髑髏城の七人』の初期の設定に立ち返った構成になり、その天魔王と捨之介を、松山さんが一人二役で演じられます。

                その影武者にひっかけて、今回この会見で、松山さんの影武者人形を登場させたとようで。

                 

                この影武者君、すごくよく出来ていて、ぱっと見は本物の人間かと思いました。

                登壇された松山さんご本人も、その出来には驚き。

                他のキャストの方々も、物珍しそうに突いたり叩いたりしてその感触を確認していました。

                 

                ちなみにこの影武者君。

                制作費はおよそ90万円!《Season風》の公演期間中は、劇場にも展示される予定とのことなので、観劇される方はぜひの目でリアルな影武者松山ケンイチをご覧くださいませ。

                 

                さて、それではいよいよ会見のスタートです!

                 

                 

                今回の《Season風》は、2004年の『髑髏城の七人〜アカドクロ』&『髑髏城の七人〜アオドクロ』以来、13年ぶりになる、天魔王と捨之介の「一人二役バージョン」が復活!

                 

                この一人二役案が生まれた経緯や、今回の風で目指すイメージ等、作家の中島かずきさん・演出のいのうえひでのりさんが解説。アカドクロ、アオドクロとはまた違う、より人間ドラマに根ざした新しい一人二役版のドクロを目指されるとのこと。

                 

                客席が360°回転する劇場・IHIステージアラウンド東京も、次第にその効率的な使い方がわかって来たとのことですが、松山さんをはじめキャストの皆さんは、花・鳥のご出演者の方々から公演のしんどさ・大変さを伝えられているようで、戦々恐々としつつも、それを楽しみにしている様子が伝わって来ました。

                 

                その中で、生瀬さんだけは「裏ではセグウェイ乗ってるんだよね!」と独自情報を自信満々で暴露!

                会場は笑いに包まれていました。

                 

                ここから先は、せっかくなので、演劇動画ニュースサイト《エントレ》から、動画にてお届け!

                影武者君のリアルさも伝わりますよ!

                 

                【動画8分】松山ケンイチ「自分を追い込みたい」劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風 製作発表レポート

                (エントレのページはコチラから)

                 

                 

                 

                最後には、再び登場した影武者君と一緒にフォトセッション!

                どちらがホンモノかわかります?

                 

                9月15日(金)より始まる『髑髏城の七人』Season風

                懐かしくも新しい、花・風とはひと味もふた味も違う、新しいドクロ。

                今度はどんな舞台になるか、皆さんもどうぞお楽しみに!

                 

                ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season風 Produced by TBS 公式サイト

                日程:9月15日(金)〜11月3日(祝・金)

                会場:IHIステージアラウンド東京

                公演の詳細は、公演公式サイトからどうぞ!

                 

                 

                 
                《髑髏城の七人》シリーズをDVDでチェック!

                 

                《花》、《鳥》、《風》と、新たな魅力を次々に生み出している『髑髏城の七人』花鳥風月。

                ぜひこれまでのドクロと見比べて見て下さい!

                 

                劇団☆新感線『髑髏城の七人』シリーズDVD一覧/イーオシバイ

                 


                 

                ★おまけ

                最後、影武者君はキャストの皆さんに抱えられて退場しました!

                 

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                JUGEMテーマ:演劇・舞台

                 

                 

                 

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                  ただ今、豊洲の新劇場「IHIステージアラウンド東京」でグルグルしている『髑髏城の七人』Season 花

                  現在公演真っ最中なのですが、本日は《花》の次に公演される《鳥》の製作発表記者会見が、劇場にほど近い“ららぽーと豊洲”にて行われましたので、イーオシバイも取材にお邪魔して来ました!

                   

                  《花》に続く《鳥》は、果たしてどんなドクロになるのか!?

                  キャスト以外は謎のベールに包まれた《鳥》の、その一端でも覗ければと、ドキドキして会見に向かいました。

                   

                  ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season鳥 Produced by TBS 公式サイト

                   

                  ONWARD presents

                  劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season鳥

                  Produced by TBS

                  製作発表記者会見に潜入!

                   

                  なんと、今回の会見は屋外!看板の左奥に見えるのが会場です。

                   

                  今回の会見は、ららぽーと豊洲の屋外シーサイドデッキ!そう!屋外なんです!

                  おりしも天気は快晴!昨日の嵐が嘘のよう。

                  前回の《花》の会見はイベント会場のようなゴージャスさでしたが、《鳥》は別ベクトルでハジケてます!

                   

                  観覧希望の方の列が!

                   

                  屋外ということで、なんと今回は一般の方にも開放!

                  会場となるシーサイドデッキ脇には、既にたくさんの方が今か今かと開場をお待ちになっていました。

                   

                   

                  さて、まずはオープンニング。

                  初めに、360°ぐるりと回る新劇場「IHIステージアラウンド東京」と、現在上演中の『髑髏城の七人』Season花 の紹介が、舞台隣の大きなモニターで流れ初めます。

                  ドローンを使った空撮生中継なんかもあって、細かいところで楽しい!

                  ※飛んでるドローンを指差して見つけてくれた前に立っていた女性の方、ありがとうございました。

                  壇の周りには一般のお客様。おや、この青緑の物体は……?

                   

                  そして、いよいよキャストの登場です!

                  皆さん、レッドカーペットの上を手を振りながらご登壇!

                  俄然、会場のボルテージが上がって来ました。
                   

                  左から

                  梶原善さ

                  清水葉月さん

                  福田転球さん

                  松雪泰子さん

                  森山未來さん

                  阿部サダヲさん

                  早乙女太一さん

                  粟根まことさん

                  少路勇介さん

                  池田成志さん

                   

                  まず、会見のスタートとして「会場の皆さんと一緒に風船を上げます!」という司会の方の宣言。

                  《鳥》ということで、大空に羽ばたくように、とのこと。

                  なるほどだから皆さん、手に風船を持っていたのですね。

                   

                  司会の掛け声が響きます。3!2!1!・・・

                   

                  ゼロ!

                  良い感じの風が吹いていて、あっという間に上空に!

                   

                  ということで、無事に大空へと飛び立った風船ですが、会見はここからスタートです!

                   

                  フォトセッションより

                  では、皆さんの意気込みを。

                  こちらは、せっかくなので、演劇動画ニュースサイト《エントレ》から、動画にてお届け!

                   

                  《花》とは全く違う!歌あり踊りありの髑髏城に! 劇団☆新感線「髑髏城の七人〜鳥」製作発表レポート

                  (エントレのページはコチラから)

                   

                  飛ばした風船がタワーマンションに飛び込んで行くのを心配する阿部さんや、いのうえさんから「立ち回り(殺陣)してから踊る!」と無茶振りされた森山さんの「マジか!」という呻き声などに、会場からは終始笑い声が。

                   

                  古田新太さんをはじめとする現在公演中の《花》のメンバーからは、皆さん、かなり「大変だぞ!」「つらいぞ!」とプレッシャーをかけられているようで、新しい劇場への期待半分・緊張半分と言った様子でした。

                   

                  ちなみに阿部さんは、その言葉で逆に鍛えるのをやめたそうです。

                  「どうせやるんだから。体力溜めておかないと!」とのこと。

                  これまた会場大爆笑でした。

                   

                  イベントの最後には、会場に来て頂いたお客様との撮影も!これは羨ましい!

                   

                  と、いうわけで、6月27日(火)より始まる『髑髏城の七人』Season鳥

                  脚本の中島かずきが「今まで観たことがない捨之介になっている」、演出のいのうえひでのりが「“花鳥風月”の中でも歌・踊りもあるショーアップした感じ」と称する新たなドクロ。

                   

                  果たして今度はどんなびっくりが飛び出すか……

                  皆さんもどうぞお楽しみに!

                   

                  ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season鳥 Produced by TBS

                  日程:6月27日(火)〜9月1日(金)

                  会場:ステージアラウンド東京

                  公演の詳細は、公演公式サイトからどうぞ!

                   

                   

                   

                  出演の方々の新感線関連作ご紹介!

                   

                  『髑髏城の七人』Season鳥 のキャストの皆さんは、清水さんが今回初新感線なのを除けば、皆さん新感線作品にご出演済み。梶原善さんを初め皆さん口を揃えて「顔なじみの安心のメンバー」と仰られるほど、既に息もぴったり!

                   

                  そこでイーオシバイでは、《鳥ドクロ》キャストの皆さんの、新感線ご出演作をご紹介いたします!

                  《鳥ドクロ》をご覧になる前にぜひチェックしてみて下さい!

                   

                  ◎阿部サダヲさん 出演作!

                   

                  『レッツゴー!忍法帖』

                  みんなが大好き!ネタもの!忍者モノということで、今回の捨之介と類似点があるのか!いや無いか!?

                   

                  『朧の森に棲む鬼』

                  市川染五郎さん主演のいのうえ歌舞伎の傑作舞台!

                  阿部さんは染五郎さんの弟分を熱演!歌だって歌っちゃいます!

                   

                   

                   

                  ◎森山未來さん 出演作!

                   

                  『髑髏城の七人』

                  小栗旬さん、早乙女太一さんらと一緒に、若い息吹で挑んだ新生《ドクロ》。

                  強烈な天魔王でした!

                   

                  『五右衛門ロック』

                  人気の五右衛門シリーズ第一作!

                  歌って踊れる爽やか王子!もちろん殺陣だって!

                   

                  『メタルマクベス』

                  宮藤官九郎×新感線!鮮烈な新感線デビュー作!

                  タップや歌など、見せ場がいっぱいです!

                   

                   


                  ◎早乙女太一さん 出演作!

                   

                  『蒼の乱』

                  天海祐希さん、松山ケンイチさんと共に、戦乱絵巻を見事に描かれました。

                   

                  『髑髏城の七人』

                  この作品に出演した早乙女さんは当時19才!

                  6年を経てどんな蘭兵衛になるか、楽しみです!

                   

                  『蛮幽鬼』

                  稲森いずみさん演じる《美古都》を守る謎の美剣士!ハマリすぎ!

                   

                   

                   

                  ◎松雪泰子さん 出演作!

                   

                  『五右衛門ロック』

                  古田新太さん演じる五右衛門を手玉に取るお竜。

                  セクシーでかわいくて強くてフジコちゃんなんです!

                   

                  『吉原御免状』

                  色街・吉原一の美しさを誇る名太夫・勝山を熱演。

                  色っぽくて悪くって切ないんです!

                   

                   

                   

                  ◎粟根まことさん 出演作!


                  我らが粟根さん、劇団員というもこともあり、出演作が多くて多くて!

                  ということで、私が好きな一本を勝手に紹介!

                   

                  『花の紅天狗』

                  何も言わずに見れば良い!おっぱい!

                   

                  その他、粟根さん出演作品はコチラから!

                   

                   

                  ◎福田転球さん 出演作!

                  1990年の『髑髏城の七人』の初演にご出演されていた福田さん!

                  初演版は商品化されてないのですが、実は、ドクロBOXの特典映像にダイジェスト版が収められています!

                  今では貴重な映像となりました。

                   

                  『ドクロBOX』

                  ダイジェスト版は特典ディスクに収録。

                  ※古い映像なので見づらい箇所が多いことを予めご了承下さい。

                   

                   

                   

                  ◎少路勇介さん 出演作!

                  『蜉蝣峠』

                  オススメはスペシャルエディション!

                  何故なら少路さんのアドリブ集である「 お笑いアドリブ集〜平太の日替わりネタ〜 」が収録されているので!

                   

                   

                   

                  ◎清水葉月さん 出演作!


                  清水さんは今回が初の新感線!

                  なのですが、私がすごく好きな作品にご出演されているので、それを紹介しちゃいます。

                   

                  『クレイジー・ハニー』

                  本谷有希子×長澤まさみで話題になった作品。

                  実は《花》にご出演の成河さんもご出演です!

                   

                   

                   

                  ◎梶原善さん 出演作!

                   

                  『蒼の乱』

                  梶原さん演じる弾正淑人の生き方が、ある意味一番リアルだったかもしれない、と思わされます。

                   

                  『蜉蝣峠』

                  ドロ臭い舞台の中でも、ひときわドロ臭い役。最後は衝撃的です。

                   

                  『吉原御免状』

                  堤真一さん演じる松永誠一郎の盟友・水野十郎左衛門を熱演。

                  これぞ「快男子!」という風情がとても似合っています。

                   

                  『髑髏城の七人〜アカドクロ』

                  この時、梶原さんが演じられたのは贋鉄斎。

                  古田さん演じる捨之介との百人斬りは必見です!

                   

                   

                   

                  ◎池田成志さん 出演作!

                   

                  『SHIROH』

                  新感線が挑む本格ロックミュージカル!

                  もちろん池田さんも歌われてます!

                   

                  『レッツゴー!忍法帖』

                  強烈な印象を残す“ばってん不知火”。

                  なんてったって“ビジュアル系忍者”ですから!

                   

                  『花の紅天狗』

                  ちなみに、粟根さんと一緒に歌ってます。おっぱい!

                   

                  『轟天BOX』

                  伝説のネタもの作品。池田さんは2作・3作目にご出演!

                   

                  『劇団☆新感線 20th Century BOX』

                  実は新感線との付き合いはかなり古い池田さん。

                  こちらのBOXに収録されている『PSY U CHIC─西遊記〜仮名絵本西遊記より〜』にご出演!

                  上演はなんと1999年!

                   

                   

                  以上です!

                  いかがでしたか?

                  未見の作品があれば、ぜひこの機会にチェックしてみて下さい。

                   

                   

                  こちらも忘れず!《髑髏城の七人》シリーズをDVDでチェック!

                   

                  《花》、そして《鳥》と、次第にその全貌を見せつつある『髑髏城の七人』花鳥風月。

                  全作制覇の前に、ぜひこれまでの歴史を振り返ってみて下さい!

                   

                  劇団☆新感線『髑髏城の七人』シリーズDVD一覧/イーオシバイ

                   


                   

                  ★おまけ

                  TBS主催と言うことで彼らも会場に。子どもたちに人気でした!

                   

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                  JUGEMテーマ:演劇・舞台

                   

                   

                   

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                    2017年春に豊洲にオープンする新劇場「IHIステージアラウンド東京」。
                    そのこけら落としとなる ONWARD presents 劇団☆新感線 『髑髏城の七人』Season 花 Produced by TBS」 の製作発表記者会見が本日都内で行われ、イーオシバイも取材にお邪魔して来ました!

                     

                    360度客席が回転する劇場。

                    そこで上演される新感線の代表作「髑髏城の七人」。

                    ということで、期待でパンパンな私です。

                     

                    ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花 Produced by TBS 公式サイト

                     

                    ONWARD presents

                    劇団☆新感線『髑髏城の七人』season花

                    Produced by TBS

                    製作発表記者会見に潜入!

                     

                    舞台の後ろはぐるりとスクリーンが

                     

                    会場に入った瞬間、舞台の後ろには大きなスクリーンが目に入ります。

                    何だかスゴイ会場だな!?という空気がビンビン。

                     

                    舞台の製作発表というより、イベント会場に来たみたいな雰囲気です。

                    マスコミも沢山来ていて、期待の高さが伺えます。

                     

                    そしてまずはオープンニング。

                    登場したのが「髑髏城の七人」ならぬ、ステキなおじさま方六人。

                    それぞれこの公演を主催・協賛・共同出資等の形で関わられている方々。

                     

                    左から株式会社IHI 坂本譲二 代表取締役副社長

                    株式会社オンワード樫山 馬場昭典 代表取締役社長執行役員

                    株式会社TBSテレビ 武田信二 代表取締役社長

                    株式会社ディスクガレージ 中西建夫 代表取締役社長

                    株式会社ローソンHMVエンタテイメント 坂本健 代表取締役社長

                    株式会社電通 石井直 代表取締役社長執行役員

                     

                    主催者の代表挨拶としてTBSの武田氏が、「最強、最高のエンターテインメントを提供すべく、TBSが全社を挙げて走り出します!」とご挨拶。続けて「新東京、新豊洲、新登場……、新劇場の新体験、その中心にいるのはあなたです!」と力強く宣言されました。

                     

                    続けて、オランダ劇場プロデューサーのロビン・デ・レヴィータ氏がご登壇。

                     

                     

                    「最初はクレイジーだと言われていたこの劇場は、オランダで6年間で220万人を動員。世界中のエンターテインメント業界の方々から、自国での開催を希望してもらっている。現在、ロンドン、NY、上海、リバプールでの展開を予定しているが、オランダ以外で初めてできるこの回転劇場が東京にできることを光栄に思っている」と紹介。

                    いやいや、わかってはいましたが、何ともグローバルな展開ですね!

                     

                    そして、いよいよ期待が高まる中、いきなりドーンという音共に舞台全部を覆う幕が!

                     

                     

                    ちなみに、私は凄きすぎて手にした携帯を落としてしまいました(笑)。

                    そんな個人的動揺をよそに、幕が落ちるとそこには、「髑髏城の七人」ですっかりお馴染みのあのシルエット!

                     

                     

                     

                    うわ!かっこいい!七人じゃなくて八人だけどね!!

                    そして盛り上がりと共に、ライト!

                     

                    左から近藤芳正さ

                    清野菜名さん

                    りょうさん

                    山本耕史さん

                    小栗旬さん

                    成河さん

                    青木崇高さん

                    古田新太さん

                     

                    きたきた!今回の出演者の方々!

                    黒と赤をベースにした皆さんの服装が、また映えるんです。
                    このシルエットからの登場は、ホントにカッコよかった!

                    というか、記者会見でここまでするか!?というくらいの演出です。来てよかったワ!

                     

                    その興奮が冷め止まぬ中、記者会見が始まります。

                     

                    フォトセッションより

                     

                    では、皆さんの意気込みを。

                     

                    いのうえひでのり(演出)

                     

                    「髑髏城の七人」は戦国を舞台に若者たちが暴れまくる話で、集団活劇としては新感線の代表作。

                    圧倒的なリーダーを失った若者の葛藤と青春を中心に描いた作品。

                     

                    回転する舞台は、映画のようなシーンが途切れなく続くのが魅力。ある意味、新感線にピッタリな劇場。そして映画のような巨大なセットが組める!お客さんも体験したこのないような、戦国時代の荒野の中にお客さんが一緒に入っていけるかのような体験ができるんじゃないかと思ってワクワクしてます!

                     

                     

                    中島かずき(作)

                     

                    90年にやった時は途中のシーンを稽古せずに上演した荒削りの舞台だった。

                    でも原石のような魅力があって、再演するごとに輝き方が全く違う作品。ある意味宝物のような作品。

                    2011年でその磨き方にも限度があるかな?と思っていたが、今度は劇場が回る!

                    磨けば磨くほど輝く作品としてはぴったりの状況を与えてくれたなと思う。

                     

                    いのうえも言っているが、客席が回るということが芝居の中に観客が入ってく感覚がとても強く、この感覚は今まで感じたことがない。それを研ぎ覚まさせて、世界で類を観ない作品を作れるんじゃないかと思う。

                     

                    出演者の皆さま

                     

                    こちらは、せっかくなので、演劇動画ニュースサイト《エントレ》から、動画にてお届け!

                     

                    【動画3分と7分】小栗旬が捨之介! 古田新太は贋鉄斎に! 舞台「髑髏城の七人〜花」製作発表レポート!

                    (エントレのページはコチラから)

                     

                     

                    古田さんの「豊洲に飲み屋がない!」は会場爆笑でした(笑)。

                     

                    この後の質疑応答の中で、

                    「古田新太さんには負けたくない!」と意気込みを語る小栗さんが印象的でした。

                    ちなみに古田さんは「りょうさんには負けたくない!」と宣言。

                    「(りょうさん演じる極楽太夫に負けない)色っぽい贋鉄斎を作って、最終的にりょうちゃんより古田さんの方が色っぽかったよって言われたい」と発言し、それに対してりょうさんは「勝てる気はしない(笑)」と答えて笑いを誘っていました。

                     

                     

                    今日の製作発表に併せて、公演の公式サイトもリニューアル。

                    目をひくビジュアル&配役も発表されております!

                     

                    ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花 Produced by TBS 公式サイト

                     

                    ちなみに、製作発表の会場では、このサイトの中でも使われてポスターにも使用されている「面」が飾られてました。いやー、こういうのを実際作ってしまうところが「ザ・新感線」という感じですね!

                     

                    お面とポスター

                    リアルでちと怖い。

                    ちなみに、劇場の模型も飾られてました。

                    これで少しは想像がつく?

                     

                    真ん中の黒いところが客席。

                    白いところが舞台、だと思う。

                     

                    この舞台のチケットに関して。

                    一般発売は11月26日ですが、IHIステージアラウンド先行発売を、本日9/8(木)〜9/25(日)23:59で実施中とのこと。詳細は公式サイト御確認ください。

                     

                    ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花 Produced by TBS 公式サイト

                     

                     

                    《髑髏城の七人》シリーズをDVDでチェック!

                     

                    というわけで、来年はこの「髑髏城の七人」season花を皮切りに、ずっと「髑髏城の七人」を楽しめますが、その前にこれまでの歴史を振り返って予習をしてみるのも、良いのではないでしょうか!?

                     

                    劇団☆新感線『髑髏城の七人』シリーズDVD一覧/イーオシバイ
                     

                    それでは!

                     

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                    JUGEMテーマ:演劇・舞台

                     

                     

                     

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                      • みなさまからの質問大募集!〜『髑髏城の七人』花鳥風月極について、かずきさん&いのうえさんに色々聞いてみよう! ⇒ by ダヤン(08/26)
                      • みなさまからの質問大募集!〜『髑髏城の七人』花鳥風月極について、かずきさん&いのうえさんに色々聞いてみよう! ⇒ by 桜(08/26)

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